日野原先生のバースデイコンサート、今回もとても盛況で先生にもとても喜んでいただけました。

1部は、宮城まり子さんとねむの木学園の生徒さんたちによる手を使ったタップダンスと合唱のオープニングで始まり、その後は、「いきいき大賞」の授賞式と日野原先生の講演がありました。

先生のお話には、いつも感動させられますが、「人は多かれ少なかれ心の内側に悲しみや苦しみを秘めているが、それを乗越えて前向きに積極的に生きていきましょう!」というメッセージがあり、日ごろ私が考えている事とも重なりとても励まされ、また嬉しく思いました。96歳の先生のように人生を送られた方から発せられるメッセージは、とにかく説得力があります。今回もたくさんのエネルギーをいただきました。

2部では、私も指揮者として登場し、毎年おなじみの東京ニューシティ管弦楽団のみなさん、ヴァイオリニストの久保陽子さん、バリトン歌手の池田直樹さん、ピアニストの紺野紗衣さんたちと共に先生のために演奏しました。

今回は、先生が作詞作曲した楽曲「よき友をもちて」「四季の歌」の2曲を私がオーケストラとバリトンのために編曲しご披露しましたが、先生にとても喜んでいただけて、今回のハイライトとなりました。「四季の歌」の詞は、とてもロマンティックな内容ですが、先生の若かりし頃の経験を綴ったそうで、本当に先生は若い情熱的な心を今でもお持ちなのです!

先生がますますお元気でありますように!また来年のコンサートでお会いできるのを楽しみにしています!



開演前に日比谷公会堂の入り口近くで。



終演後に日野原先生を囲んでヴァイオリニストの久保陽子さんと共に。