本日は、江原啓之さんとの作品「いのちの詩」のマスタリングがありました。
場所は、新子安にあるビクターのマスタリングセンター。

金沢での録音の時のスタッフ全員が集合して行なわれました。

普通のマスタリングの作業では、全体の楽曲の音質をそろえて、楽曲ごとの全体の音量バランスを整え、曲間の長さを決めるといった内容になりますが、今回のエンジニアの櫻井さんのやり方では、それぞれの楽曲のミックスダウンの作業も平行して行なう事が出来るため、楽曲ごとの細かい音量バランスの修正や、リバーブ(残響)の量感や質感を確かめながら、最終的な仕上げとして納得のいく音作りが出来ました。

3月か4月か発売日が確定していませんが、100ページほどの分量の書籍と共にCDブックとして発売されます。

江原さんの渾身の想いが込められた歌唱とナレーションそしてオーケストラ・アンサンブル金沢によるゴージャスで美しいフルオーケストラサウンドによって、多分今までに体験した事のない感動を味わっていただける事と思います。