4日に富山のオーバードホールで行なわれる「あみん」のお二人とOEKのコンサートのため、本日から金沢へ入ります。
3日に金沢でリハーサルをして4日に富山で本番を迎えます。

以前の私のブログでも書いた通り「あみん」というグループ名は、さだまさしさんのソロとしての通算4枚目にあたる「夢供養」というアルバムの中の「パンプキン・パイとシナモン・ティー」という作品に出てくる架空の喫茶店「安眠(あみん)」から取ったそうですが、このアルバムが制作された当時、私は24歳。

このアルバムは、私がさださんのプロデューサー兼アレンジャーとしてさださんと一緒に作り上げた彼の最高傑作のひとつと呼んで良い作品(当時の日本レコード大賞の第1回目のアルバム大賞を受賞)で、とても思い出深い作品でもあります。私は、このアルバムを作り終えた後、彼との全ての仕事を中断して映画音楽の勉強のためアメリカへ留学しました。

そしてアメリカでクラシック音楽と出会い、現在のような作風の音楽家へ変身していった時期でもあります。

「あみん」のお二人は、ちょうどその頃グループを結成しプロとしてデビューしていったわけですが、「待つわ」の大ヒットの年、1982年は、私が、留学を終え帰国した年でもありました。
何はともあれ、「夢供養」から30年目にしての少なからずご縁のある「あみん」との初共演なのです!

「あみん」のお二方もオーケストラとの共演は、初体験との事。
スペシャルなコンサートになる事、間違いなしです!