昨日のコンサートを終え、帰京しました。

まず、コンサート前日のリハーサルの事からお知らせします。

諏訪市のリハーサル会場に夜7時20分頃に着くと、もう会場は足の踏み場もないほど諏訪交響楽団の楽団員の皆さんでぎっしりでという状態でした。

なんとか隙間をすり抜けて、指揮台にたどり着き簡単な挨拶の後、予定通り7時半からリハーサルは、スタートしました。予定では9時45分までということなので、決して十分な時間があるとは言えません。あまり何回も演奏の途中で止めていると時間がなくなってしまうので、出来る限り指揮そのもので言いたい事を伝えるように努力しました。

1時間ほど経った所でコンサートマスターに「休憩しますか?」とたずねた所、「続けてください。」という返事で、そのまま続行しました。楽団員の方々は、仕事帰りでかなりお疲れだったと思いますが、文句も言わず本当に良く頑張って付いて来てくれました。みなさんの翌日のコンサートへの意気込みを感じました。

諏訪の気候はとても涼しかったのですが、エアコンのない状況で窓を閉め切っての練習は、かなり暑く、私も汗でぐしゃぐしゃになりながらも、コンサートを最高のものにするために懸命に指揮をしました。

そうやって、結局休みなしで演奏し続けて、最後の曲を終えたとき、ちょうど予定の終了時間の9時45分でした。その時点で、1曲だけまだ練習し足りない曲がある事を告げると、みなさん、疲れを見せずに、やりましょうという事になり、楽団員のみなさんの前向きな思いを感じ、とても嬉しく思いました。

そうして昨日、本番の日を迎えました。さださんとの合わせは、当日のリハーサルのみでしたが、時間的に全曲1回通すのが精一杯で、それでも予定より10分ほど伸びてしまいました。

本番となり、満員のお客さんの中、コンサートは、順調にスタートしました。さださんの歌は、もちろんの事、トークも冴え渡り、実に楽しく感動的なコンサートになったと思います。

楽団員の皆さんの中には、本番、緊張されて、思うような演奏が出来ない箇所があったかもしれませんが、全体としては、アマチュアオーケストラとしての音楽への熱い想いが込められた感動的なコンサートになったと思います。このブログを読んでくださっている方々もたくさん来てくださってありがとうございました!今度は、倉敷ですが、2度足を運んでいただく方にも感動していただけるように、次回も魂を込めて全力で取り組みます。




コンサート前にさだまさしさん、ピアニストの倉田信雄さんと共に。




さださんのコンサートで必ず始まる前に行われる儀式、『根性ポーズ』を
やっているところ。




コンサートが終わった後は、さださんの諏訪の自宅で色々と語り明かし楽しい時間を過ごしました。そして、今朝、上諏訪の駅まで送ってくれたさださんと駅構内にあった風林火山にちなんでの写真コーナーで記念撮影をしました。(武田信玄と由布姫)