「胸をはる」とは
トレーニングの解説等を見るとよく「胸をはる」という表現が出てきますが、一体胸をはるとはどういう動作なのでしょうか。
この「胸をはる」と「腰を反る」という動作は非常によく似ていて混同されがちです。しかし「腰を反る」という動作は、腰に非常に大きなストレスをかけてしまいます。もともと腰椎は大きく反るような動きに対応していません。腰の反りが強くなればなるほど、腰痛やギックリ腰などのリスクが増えてしまいます。
まとめ
胸をはる動作と腰を反る動作は非常によく似ていて混同しがちです。しかし、これらをしっかりと区別して運動できないと、腰痛などのリスクが増大しています。これらを区別して運動を行えるようなることでケガのリスクなく運動が行えるようになります。
これらを見分けるポイントは
肋骨が飛び出しているか飛び出していないか
- 腰を反っている場合は肋骨が飛び出します
- 胸をはっている場合は肋骨は飛び出しません
腰に力が入っているか入っていないか
- 腰を反っている場合は腰に力が入ります
- 胸をはっている場合は腰に力は入りません
背中に力が入っているか入っていないか
- 腰を反っている場合は背中に力が入っていません
- 胸をはっている場合は背中に力が入っています