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音楽教室のブログなんですが、、ってわかっていますが、自分の記録として書かせていただきます。

 

高齢の猫は腎臓病を抱えることが多い。

ぴぴぽぽも漏れなく、腎臓に疾患があり随分前から投薬しています。

前に動物病院の待合室で隣り合ったご婦人が連れていた猫ちゃんが、もう手の施し用の無い末期の腎臓病で

ご婦人は自分の年齢ではもう新しい猫ちゃんをお迎え出来ないからさみしくてさみしくて、と涙ぐんでいらっしゃった。確か猫ちゃんの年齢はうちの子よりずっと若かった、15歳とか?だったと思う。

 

私がかつて実家で飼っていた猫だって、若くして亡くなってしまった子もいたし、

20歳までそばにいてくれたぽぽに対して、もう充分だよ、大往生じゃん!て言ってあげないといけないのかもしれない。

 

6月11日に突然具合が悪くなったぽぽは、今まだ生きています。

その日の苦しみ方から、次の日におはようと言えたのも感謝だったけど。

 

あれから、、次の日12日は全く食べなくなり、水も飲まなくなり、

ああ、これまでかと思った。

13日、この日はもともと16時に病院の予約をしていて、ぴぴと一緒に月一回の検診(血液検査と点滴)の日だった。

何も食べないから薬だけあげて良いものか、、と思ったので薬は控えた。

朝の時点ではもう病院に連れて行こうとは思っていなくて、このまま家で看取ろうと考えていた。

とにかくあれこれ、家にあるキャットフードを片っ端から開けて寝ているぽぽの鼻先まで運んでみた。

前の日までとは違って、ちょっとだけ興味を示してくれて、汁だけ舐めてくれる。

ただ「食べる」というほどではない。

 

自分がその状態だったらどうかな?と考えてみた。

例えば体に悪いと控えたものでも、好きな食べ物を最後に食べたいなあ。

うん、そうだ。もうダメダメ!っていつもあげなかったものをあげちゃえ!

そう思った私は、コストコで買ってるカニカマ(普通のカニカマより太くて、美味しい。それを食べてると寝てても匂いで起きてきてテーブルに乗ろうとしていた)を冷凍庫から取り出し、こまかーーーく刻んで

「好きなだけお食べ!」と鼻先においた。

すると!

ピクッと反応して、勢いよく食べだした♪

 

もう号泣、、、

 

 

 

続きます。