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我が家には犬、インコ2羽、猫2匹がいる。
犬は5年前に保護施設からお迎えした。
インコはもともと夫が飼っていて、猫は私がもともと飼っていて、
それが家族になりました。
猫は双子の女の子で、ぴぴとぽぽ。
なんと7月で二十歳になります。
というか、、、拾って初めて動物病院に行ったのが7月で、
それが誕生月ということになっているけど、生後2ヶ月くらいのとき拾っているから正確にはもう二十歳になっている。
猫で二十歳というと、人間で言うと100歳くらいになるのか?
人に話すとびっくりされてしまうけど、実はぴぴぽぽが来た時に先住猫、ちゃめという女の子がいて、
その子が22歳まで生きた。
だから一般的な寿命を超えた時点でもどこか私はぴぴぽぽも20歳オーバーまで生きるような気がして、
(獣医さんに話したら「いや、それはあくまでも特例だから、、、」と言われましたが)
すごい!よりもやっぱりね!という感じであった。
しかし、、、
先月定期検診の血液検査で、ぽぽちゃんが末期的な数値を出してしまった。
高齢猫特有の、腎臓である。
そこから週に一回皮下点滴を、という指示があり通院している。
血液の数値というのは予告みたいなもので、
数値が出た時にめちゃめちゃ変化があったわけでは無い。
「え?」という感じ。
食欲はあり欲しがるけど選り好みがひどいけど(残り物で犬がちょっと肥えた)
だけど気に入った当たりのものは食べるし、元気もまずまず。
何かが急に変わることは無かったから、末期的だと聞いたけど忘れて過ごすことも出来た。
だけどだけど、やっぱり予告は予告通りなんだよね、、
もともと細い食が一段と細くなり、水を飲む量も減って、体重も減って、
それでもなんとか食べていたし、元気もあった。昨日までは。
昨日突然、嘔吐してあれ?と思ったら、そこから急激に崩れた。
心配されることも煩わしいのか、しんどそうなのに逃げるように人のいないところへ行く。
そしてついに人の居ない部屋に入って行った。
猫は死期が迫るとひとりになりたがる、というが本当。
かつてちゃめの最期がそうだった。
隅っこへ隅っこへ行こうとした。
それを思い出すぽぽの行動が始まった。
近くで見ていたい、励ましたい、と思うけど、
逃げることもしんどいのだろうから、もう追わないでいなくては。
20年も一緒に居たから、想いもたくさんあって、
伝えたいこともあるし、とにかくもう終わりがそこまで来ているなら一緒に居たい。
でもしんどそうなぽぽを見ると、頑張ってとか、死なないでとか、そんな祈りを捧げて良いのか?という気持ちになってしまった。
確実に、近くまで来ているお別れの時を前に、
ただ明日もおはようって言いたい。
そんなことを祈っていた。
そして今朝、おはようと言えた。
少ししんどさが緩まったのか、餌の汁?スープ状のところだけを舐めてくれた。
水は飲まないけど、水分と栄養を少しても摂ってくれた。
ありがとう。
明日、おはようと言いたいから。