木曜土曜日担当しております和久智子です。

ワタナベ音楽教室では沢山のお子さんが通ってくださっております🎶
私はほとんどが小さい生徒さんですが大人の方も数名いらっしゃいます🤗

Aさんは保育士さんです。年長さんの担任で卒園式に向けて頑張っていらっしゃいました。もちろん卒業シーズンの曲です🎶

お仕事が忙しくピアノに向かう時間を作るのが大変そうでした。季節毎の曲も練習しなくてはならず、肝心の卒園式の曲はなかなか練習出来ませんでした。

年が明けいよいよ本格的にその曲だけを練習し始めました。
園児達の方が歌詞を覚えるのが早くて、私も負けてはいらないんです と。

それからAさんはメキメキと上達していきました。

さすが現場で弾いていらっしゃるので 何があっても曲の途中で止まる事はありません。しかし、
「でも何かが違うんです💦」と曲を追究し始めました。
私は嬉しくなり、
「ではもっと自分の出している音を聴いて弾いてみましょう」 とアドバイスしました。
もちろん、指やペダルの使い方も。

次のレッスンでは見違える様な演奏をしました。

「わあ✨凄く素敵になりましたね☺️」

「はい、子供達の歌い方も変わりました🎵ピアノを褒めてくれる子もいました〜😊」

いよいよ最後のレッスン。
「当日はスーツで弾くの?」

「袴です💦」

「えー!では草履でペダルの練習した方が良いですよ。
いつもと違う服装って意外と緊張するから」

「そういう事まで気を遣うんですね。はい、履いて弾いてみます」

卒園式後のレッスン。
「緊張もしましたが楽しく弾く事ができました🎶同僚にも褒めて貰いました。自分でも驚いています」
と 笑顔で嬉しい報告。

それはAさんが沢山練習してしっかり身体全体に曲が定着したからですよ🎵
ホールでの式典で沢山の人がいても楽しめたなんて本当に素晴らしい。

私なんて今でも幽体離脱しちゃいますよ💦
羨ましいです😓」
と最後に私の本音も入れつつ 楽しく会話を致しました😊

来年度は乳児クラスを担当予定だそうでピアノは弾かなくて良いそうです😅
「今度は自分の好きな曲を弾いてみようかなぁ」
とおっしゃっていました✨

何事にも真剣に向き合うことって素敵だな、と改めて思ったレッスンでした。