入れ歯洗浄剤にバッハのゴルトベルグ変奏曲、
味ぽんにモーツアルトのピアノソナタ、、、。
曲が愛されているのかいないのか、
判断のつかないセンスで選曲されているCM(とくに味ぽんは時間の問題か勝手に終始されてたり)になんだかなあと思う今日この頃です

、、、と久しぶり、そして楽しいGWなのにいきなりボヤキで入りました。
スミマセン


昨日はレッスンはお休みを頂いて埼玉ピアノコンクールの公開講座に行ってきました! 
諸事情で(遊び過ぎ!)寝不足のまま車を走らせ朝10:00に大宮へ。
しかし「ここ」ってところで曲がり損ね(眠かったから)結局5分遅刻で会場に着きました。

前説があったらしく、
ホールに入ると先生がもう登壇されていましたが曲の解説には入っていなくてセーフ
座って改めて見回すと、、、、GW中だからか数名しかいない。
私がもらった入場券の裏のナンバーが19、そのあとひとり入ってきたから20名か。
いつも少ないな、、、とは思うのだけど今回は特に少ない気がしました。

正直、この講座は回によってはわざわざ休みをとり遠路遥々行くほどの収穫が無かったりすることもあった。
逆に、目的はコンクールの課題曲について勉強することなのだけど、
それ以上に講師の先生のレクチャーであったり演奏であったりが本当に心に残る内容で感動することもある。
ようするに「賭け」みたいなところがある。
ただ、自分と考えの違う解釈のレクチャーを聞いてもう一度考えを見直してみるとか、
だいたい同じかなと思う事も私とは違う言葉を使ってお話しされているのを聞いて、その方が生徒に伝わりやすいかなと考えてみたり、
結局は何となく固まりつつある指針を解きほぐしてもう一度きれいに固めてくれるような作業のきっかけをもらえたりする。

ただ、いつも思うのは
来ているひとがコンクールを受ける子どもとそのお母さんだったり、
私のような指導者だったり、
どこにちょうど良い講座にするかというのは難しいだろうなと思います。
私は私にちょうど良い話をして下さると嬉しいけど、それって子どもから見たら「?」
そして皆が日々勉強している曲を興味津々の目の中で演奏するというのも大変だなあと思います。
今回講師の先生がとても為になるお話をしてくださったので
生徒の関わっていないD部門も聞いてこうかしら?と思ったのだけど、
30分の休憩時間中に「帰って寝ようよ」と悪魔が囁くので。。。
意志の弱いダメ人間です。

来ているひとの大概が母娘、ひとりで来ているひとは指導者かな?そんな中、
昨日はC部門にひとりで来ている少女がいました。
会場が空いているのでほとんどの人は演奏する手が見える左側に座っていて、
右側はガラガラ(私は取りあえず手はどうでも良いので、なるべく音が良いだろうと思うやや右側に座ります)のところ、
その少女はすーーっと入ってきて私よりもずっと右側に座りました。

きっとひとりでこのような会場に足を運ぶこともそんなに慣れていないし、
人から離れた場所でひっそりと集中して聞きたいのかな?
そんな風に見えて「一人で来たの?偉いね」と話しかけちゃいたくなるのを
「ダメダメ、彼女はドキドキしながらもひとりできたのだから見守ろう!」と抑えました。

ピアノが好きで一生懸命学ぼうとする少女。
勝手に感情移入して「コンクール頑張ってね!」とエールを送ったのでした
あ、もちろん心の中で