「学校では問題ありません」

 

先生からそう言われるたびに、

私は少しホッとしていました。

周りのお友達に

迷惑をかけていないか、心配だったから。

 

 

「みんなのお手本です」

「よくお手伝いしてくれるんです」

「頼りにしてます」

 

 

そんな話を聞くたびに、

 

 

外で頑張れているなら、

それでいい。

 

 

家で荒れるのは、

安心している証拠なんだ。

 

 

そう思おうとしていました。

 

 

とはいえ、家に帰ると

ランドセルを投げる。

兄弟に怒鳴る。

ちょっとしたことで爆発する。

 

 

私は、

共感すれば落ち着くはず。

 

 

そう思って、

何度も何度も声をかけていました。

 

 

でも、

毎日それを続けているうちに、

今度は私の方が限界になっていきました。

 

 

共感しているつもりなのに、

心の中では、

 

 

もういい加減にして。

なんで毎日こうなるの。

 

 

そんな気持ちが膨らんで、

最後には怒ってしまう。

 

そして子どもが寝たあとに、

ひとり反省会。

そんな毎日でした。

 

 

そんな毎日を変えたのは、

 

「怒る」を、

もっと深く知ろうと思ったことでした。

 

どうしたら怒らなくなるのか。

 

ではなく、

 

なんでこんなに怒るんだろう。

 

その背景を、

発達科学コミュニケーションや、

脳の仕組みを通して、

少しずつ見直していきました。

 

すると、

今まで「問題」に見えていたものが、

少し違って見えるようになったんです。

 

怒っている。

 

ではなく、

 

疲れすぎているのかもしれない。

悔しい気持ちを、

うまく整理できないのかもしれない。

不安を言葉にできないのかもしれない。

 

そう思えるようになってから、

怒っている息子を見る私の目が、

少しずつ変わっていきました。

 

前の私は、

怒りっぽさをなくすことが、

ゴールだと思っていました。

 

怒らないように。

爆発しないように。

穏やかでいられるように。

 

そうなれば、

親子ともにラクになれると思っていたんです。

 

でも今は、

少し違う見方をしています。

怒ること自体が、

悪いわけじゃない。

 

悔しい。

悲しい。

不安。

わかってほしい。

 

 

そんな気持ちが、

怒りとして出ることもある。

 

 

だから大事なのは、

怒らないことより、

 

 

怒ったあと、

また落ち着いて、

次に進めること。

 

 

気持ちを整理して、

また考えて動けること。

 

 

そっちの方が、

ずっと大事なんじゃないかと思っています。

 

 

もちろん、

今でも荒れる日はあります。

 

 

でも、

前より戻るのが早くなった。

爆発しても、

そのあと話せる時間が増えた。

 

 

「また怒った」だけでは見えなかった成長が、

少しずつ見えるようになりました。

 

 

困りごとがあると、

どうしても今この瞬間だけを見てしまいます。

 

今日も怒った。

今日も荒れた。

今日もできなかった。

 

 

でも子どもの成長は、

一日だけでは見えないことがあります。

 

 

点で見ると苦しいことも、

線で見ると、

 

 

あれ?

前より進めるようになってるかもしれない。

 

 

そう気づけることがある。

 

私は、

発達科学コミュニケーションを学んで、

困りごとをなくすことだけじゃなく、

困りごとの中にも、

子どもの成長を見つけられるようになりました。

 

このブログではこれから、

 

怒りっぽい子の困りごとを、

「性格」や「育て方」のせいにせず、

 

脳と体の状態、

安心、

そして親子の関わりから、

少しずつ見直していきたいと思います。

 

同じように悩むママが、

 

うちの子、

ダメなんじゃなかったのかも。

 

そう思える場所にしていけたら嬉しいです。