昨日はポール誕生日!ポールさん、おめでとうございます。76歳ですか〜、新曲も出るみたいで、ますます意欲的な姿勢、ご尊敬申し上げます!

 

ホフディランはといえば、もうすぐデビューから22周年。7月3日が22歳のバースデーであります。

それを記念致しまして、大ヒット・2ndアルバム『ワシントンCD』の完全再現ライブを行います。場所は渋谷クラブクアトロ!

 

ただ今絶賛リハーサル中!という事で、昨年リマスターされて再リリースされた『帰ってきたWashington.C.D』はもちろんのこと、アルバムのレコーディング・セッション時の各段階メンバー持ち帰り用カセットテープをデジタル変換して、カーステレオで聴きまくっております。

 

膨大なテープの中から、いろいろな発見や感動を得ておりますが、中にはアルバムどころかリリースもされなかった幻の曲もちらほら。

 

ホフディランに詳しいファンの方なら知っているかも知れない『Baby,s song』の原曲『テリー・ファンク』はもちろんのこと、なんとそのリズムトラックを逆回転再生したトラックに歌を乗せた(乗せようと試みた)、『ドリー』という未発表曲が出てきました。これが、メチャクチャなんだけど、今聴くと結構カッコいい!

 

あと、全然攻撃的じゃないんだけど、各行すべてにレコ倫チェックが入ってしまい、オクラ入りとなった『彼女の国では』という切ない名曲ではユウヒのキーボード・プレイが涙腺をくすぐるような名演奏だったり、宝物のような音源がいっぱい。

アルバムを作っていた張本人としては、こんなのを聴くと、一気に97年の初夏にタイムスリップさせられてしまうような不思議かつキュンと来てしまいます。もし、路上で運転中の私を見かけたら、この時期だったら100%キュンとしてる瞬間です。

 

これら未発表曲はもちろんクアトロでは演奏出来ませんが(全員覚えてすらいないであろうし)、とにかく楽しんで一生懸命作っていたアルバムだったのだな〜、と実感しております。

 

そんな思いも詰め込んで、7月3日は我が愛するワシントンCDを完全再現します。

あんまりお宝テープばっかり聴いていると、仮歌段階でのバカな歌詞だったり、アルバムには収められなかった変なフレーズやアレンジが頭に残ってしまうので、そろそろ要注意ですね。

 

皆さま、7月3日にクアトロで会いましょう。あるバンドが、あるアルバムを心の底から愛でる姿なんて、見る機会ありそうでなかなかないですよ!

 

平日でも来る価値あり!最高の時間を届けます。

 

 

ワタナベイビーより