いや〜、もう書けない。限界だ、、と思いながらも、途中でやめるわけにもいかず、なるべく短編を目指しての『不思議な11月の夜』第3巻、完結篇!

 

トモフスキー、サード・クラス、知久寿焼、ワタナベイビーの順にライブを終えて、これから全体コーナー!もう2週間も昔の話だ、、。

 

まずは、私の『キミのカオ』からスタート!昔さんざん一緒にやってはいましたが、ベース・ボーカルではまだあまり慣れていない曲。しかも、ジャ・ジャ・ジャ・ジャー・ジャ!「Hey!」があるので、なかなか大変でしたが、盛り上がってよかった。トモさんが軽い「Hey病」にかかってくれたので、色々助かりました。知久さんのウクレレの音色が足されて、ますます良かったな〜。

 

もう、さっさと行きましょう(笑)。2曲目は、知久さんの『ひとだま音頭』。これもまたB♭の世界!あえて国道ルートを外れて、脇の抜け道を通りながら、また国道に戻る、そんなベースライン。その、脇道から国道に戻る瞬間が事故多発地帯でしてね、、、。多分、楽器をやらない方はもとより、楽器を演奏する方にもよく分からない説明で申し訳ありません

とにかく、リハでクルマをぶつけまくった分、本番ではバッチリ安全運転で演奏できたかなと。これも良かった!

 

続いては、サード・クラスの『ある1日』。これはさすがに数年ぶりでも身体がバッチリ覚えてました。コーラスが醍醐味のこの曲。全員がコーラス好きなので、めちゃくちゃ分厚いコーラスだったんじゃないかな?

 

で、トモフの『スポンジマン』!これは確か、不思議CD用に書き下ろされた曲じゃなかったかな?少なくとも、世に出たのは不思議音源が初だったと思われます。これが感動的な名曲でね〜。新しい、現在のトモフに生まれ変わる節目となった、記念すべき名曲!と、そばにいながら勝手に解釈。本人とは一切こんな話もしていないし、未確認ですが、『脳』『骨』あたりから『スポンジマン』で、トモフ人格完成!ってくらいの感動を覚えたものです。その後も色々なアルバム、ライブなどでバージョンアップが繰り返されているところを見ても、やはり決定的な曲なのではないでしょうか?後は楽しく余生を楽しんでいただければ十分です。いや、褒めてるんですよ(笑)。

 

 

次は知久さんの『ちょっといまここだけの歌』。嬉しいじゃないですか!久しぶりにキーはD!それだけでもありがたいです(笑)。

構成もシンプルなようで、一部シンプルではないトラップもあるのですが、頭で覚えず、歌を聴いて演奏すれば、なんとかなる曲なので、知久さんのベース担当曲の中では、比較的安心な曲でした。まだまだ全体コーナーの曲は続くのに、曲のスケール感が大きすぎて、完全にフィナーレ気分になっちゃいますね〜。これも素晴らしい曲!

 

さあ、続きましてはトモフの最近の代表曲『我に返るスキマを埋めろ』。この曲で私がベースを弾くと、なぜかいつもメンバー一同大受け(笑)。普段のハルさんのベースと雰囲気が違うらしく、「ブラック・ミュージック風だ」という事になっているようですが、私のベース・プレイにブラック要素なんてあるのかな〜。基本、バリバリのポール・マッカートニー門下生なので、完全なるビートル・ベースしかできていないと思うのですが、トモさん曰く、「ブラック!」「ソウルフル!」とのこと。クメムラさんのドラム演奏にも影響を及ぼしているようで、リハスタでの練習のときからいつも大爆笑!まあ、演者が盛り上がるというのは、きっといい事に違いない、ということでお許しを。

 

もうちょっとだ、、。

サード・クラスの『駒場北4丁目』。これはグッときたな〜。一時期は毎週のように演奏していた時期もありますからね〜。なんだかんだで10年くらい演奏してきた曲なので、思い入れは十分なのですが、スタジオ・リハではほとんど触れもしなかったんじゃないかな〜。さすがに、脳と体が思い出すまでに数秒かかりました。しかし、こうしてみると、サード・クラスもいい曲が多いですな〜。

 

そしてついにラスト!私がギターに持ち替えて、知久さんが再びベースを手に取り、『スマイル』で締めました。もはやライブが終わって3週間以上!その後も『スマイル』はあちこちで歌っているし、もはや記憶はほとんどなし(笑)。多幸感に満ちたお客さんの表情をうっすら覚えている程度。何かトモさんとふざけてたような記憶もありますが、もはや遠い記憶。やっと全員コーナー終了。楽屋に戻る時に、トモフが両手を広げているので、ハグを要求しているのかと思って抱きついたら、びっくりして大笑いされてしまいました。通せんぼしていただけだった模様(笑)。

 

 

さあ、たっぷりすぎる本編を終え、時間も相当深くなっているので、ほとんどそのまますぐにアンコールへ。全員で、『不思議な11月の夜』という、このイベントのテーマ曲を久しぶりにやりました。

何年ぶりだったんだろう?何年か前のクリスマスのo-westではやったのかな?少なくとも、ベースを弾くのは初めてでした。珍しく、楽曲としてもほぼ完全に忘れてましね〜。リハーサルで、演奏が始まってもまだ思い出せない、というケースは、私に関しては、ほとんどないケース。

さすがにこの曲だけは入念にリハーサルさせてもらいました。おかげさまで、一応ちゃんと演奏できましたが、どうしても『I've got a feeling』のベース・フレーズになっちゃうんだよな〜。でも、大きなミスなくできてよかった!ほとんどライブ初演みたいな気持ちでした。

 

さあ!ついに最後の最後!ハカマダくんの『ももの歌』でフィナーレです。トモフがドラム、知久さんが、これも似合わないエレキ・ギター、そして私がベースで、ハカマダくんがハンドマイクで歌い、踊る曲。今回も客席に飛び込んだり、色々不気味な動きが多々あったらしいのですが、実はこの曲、私はほとんどベースのネックとドラムトモフの動きしか見ていないので、過去、様々な伝説を残してきた「ハカマダももダンス」を、ほとんど見たことがないのです。

今回はいかがでしたか?やっぱり気持ち悪かったのでしょうか(笑)。

 

いや〜、3時間半以上!全38曲!そのうち私は27曲に出演!ものすごい1日でした。リハーサル含め、多分50曲近く演奏したかな〜。その全部が最高だったから、思わず、長編ブログなどをしたためてしまいました。

 

ライブ後の物販も、ちゃんと全員サイン入りCDは完売しました!素晴らしい。珍しく、打ち上げにも深夜2時くらいまで参加してしまいました。

 

ようやく、体の痛みも取れてきたかな(笑)。3週間も過ぎちゃったら、来てくれたお客さんも、もはや誰も興味深く読む気にもならないでしょうが、自分の思い出として、パソコンの練習として、そして長時間スタンディングで頑張ってくれたお客さんへの感謝の気持ちとして、超ロング・ブログをここに完結したいと思います。

 

 

また『不思議』やりたいな。年に一度じゃ多いかな?まあ、2〜3年に一度くらいはやってもいいでしょう!みなさん、本当にありがとうございました!最高に楽しかったです。

写真もなく、長文すみませんでした。

 

 

ワタナベイビーより

 

 

p.s.この長編小説を書いている間に、水没ガラケーから、ついにiphone7に移行いたしました。