スカルプター第5弾は、
第一回造形王頂上決戦で見事“優勝”された原型師!
サイトウヒールさんの記事を書かせて頂きます!!
では、早速。
WATANABE
「お世話になっております。」
ヒールさん
「こちらこそ、どうもです^^」
WATANABE
「ヒールさんは、この業界に入られてどれくらいになるんですか?」
ヒールさん
「12年くらいになるかな。
業界の事も原型師って仕事もよくわかってないくせに、フリーで始めてしまったんだけど。笑
人間思い込みとやる気があればどうにかなるもんだって、今から思うとね。笑」
WATANABE
「そうなんですね。
造形王2のティーチですが、個人的に凄く好きです。」
ヒールさん
「有難う!あれは、これでもか!!っていう位、攻め込んでみました。
つか、渡辺くんが俺の作ったの褒めてくれるのってめずらしいよね☆笑」
WATANABE
「あ…いつもいつも偉そうな事ばかり言ってすみません…汗
あの等身バランスは原作に凄く近くて、顔も似てます。
そして、あのアクションポーズが良いと思いました。」
ヒールさん
「あのアクションポーズに決まるまで凄く悩みました。
ありきたりなポーズだとユーザーさんも見飽きていると思うので、
新しく、でも“黒ひげ”を表現出来るポーズだと思っています。」
WATANABE
「あの体型なのに、脂肪の下に隠れた腹筋や、背筋。
お腹や背中に生えた毛など、強そうなおっさんらしくて好きです。笑」
ヒールさん
「あれはプロレスラーさんの体型を意識して造形したんだけど、
今は亡き橋本真也さんや、ザ・ベイダーさんが好きで参考にさせて頂きました。」
WATANABE
「最近、ヒールさんが担当された原型って他に何がありますか?」
ヒールさん
「最近だと、一番くじ が続くんだけど…メモリーズのエースとか、剣士編のリューマ、
あ、前回と今回のハンター×ハンターくじはほとんど俺が原型作ってます。
今度出るクラピカもそうだし、その前のゴン、キルア、ヒソカもそう。」
WATANABE
「ハンター×ハンターはヒールさんシリーズみたいですね!」
ヒールさん
「なんかね。笑
あと、久しぶりにドラゴンボールの仕事もさせてもらって、
スーパーサイヤ人3の悟空も俺が原型です。」
WATANABE
「あの悟空も!!!」
ヒールさん
「自分の中では原作をかなり意識して造形してみたんだけど、やっぱり難しいね。」
WATANABE
「ヒールさん、本当にめちゃくちゃ仕事されてますよね。」
ヒールさん
「なんか気が付いたら今のこの制作ペースで落ち着いちゃったかな?」
WATANABE
「なるほど…。」
ヒールさん
「あ、ちょっと宣伝させてもらってもいいかな?」
WATANABE
「どうぞ!」
ヒールさん
「多分近々何らかの形で発表されると思うんだけど、
造形王頂上決戦で優勝したご褒美?
俺は“優勝特典”って勝手に言ってるんだけどね。笑
ちょうどあれを制作してるところなので、お楽しみに!!」
WATANABE
「おー!それは楽しみです!!」
ヒールさん
「他にも今、色々と造っている最中の原型もあるんだけど…
あ!久しぶりにワンピースの珍しい?フィギュアも作ってるよ☆
それも楽しみにしておいて下さい。」
WATABNABE
「分かりました!楽しみにしています!
ヒールさん、今回は有難うございました^^」
ヒールさん
「いえいえ、こちらこそ^^
で、ワイパーはいつゲットしてくれるの!?笑」
WATANABE
「実は一つGETしてあります。笑」
今回のヒールさんとの対談記事で、
このスカルプター記事は最後…となります。
また、何かの機会で書ける事があれば宜しくお願いします。
ヒールさん、今回は有難うございました。
WATANABE
P.S.
つい先程ヒールさんとこの記事の件でお話していた時に、
追記でメッセージを頂戴しました☆
*メッセージ*
サイトウヒールです。
造形王頂上決戦について…
キャラ選び、ポージング、彩色までを自分がプロデュースする立場になって
自分が納得出来るモノを発表出来る場って本当に他にはありません。
参加させてもらえる事への感謝と、
参加させてもらえる事に対しての責任みたいなモノを
もっとしっかりと考えないといけないなって最近よく考えます。
今回は残念ながら、予選敗退してしまったんだけど、
この大会がもっともっと盛り上がって、
ず~っと末永く続いていってくれる大会になるように、
メーカーさん、俺ら原型師、ユーザーのみんなで盛り上げて行きましょう!☆