『フィギュア王 No.179』最新号 P.20に…
彩色済原型の写真と、
原型師 中澤博之さんのインタビューが掲載されております!!
「MASTER STARS PIECE」とは…
バンプレストが誇る最高の造形、
彩色、量産技術を惜しみなく注ぎ造り上げる
フィギュアの最高品位ブランドです。
ドラゴンボールフィギュアの頂点ともいうべき
“MASTER STARS PIECE THE SON GOKOU”
モチーフとなったのは、
魔人ブウ編で活躍するスーパーサイヤ人孫悟空。
また胴着には従来のリアル系フィギュアとは
違った表現が使われているのも特徴だ(インタビュー記事参照)。
インタビュー記事を少しご紹介させて頂きます。
<原型師・中澤博之インタビュー>
MSPのクオリティというのは、店頭で高額で売られている
フィギュア並の造り込みでなくてはいけない。
僕はそう思っています。
題材としてはスタンダード。
でもそのぶん妥協が許されないですよね。
悟空の直立ポーズってみんな見慣れているじゃないですか。
だから、『ワンピース』と比べても見劣りしないように、
これ以上ないくらい時間をかけています。
MSPに関しては、
作業時間だけでなく資料を見ている時間も長いですよね。
これを作る直前にアロハ悟空のカラーリング違いを作りました。
これを作る直前にアロハ悟空サイズの悟空を作りました。
(※1)(※2)
それは商品化とは関係のないイメージするプリミティブな孫悟空の姿でして、
それをひな形にしてスーパーサイヤ人を導き出しています。
「パーフェクトなスーパーサイヤ人を作る」ために
今まで自分が考えていたことはすべて注入しました。
2ヶ月の製作期間のうち、10日間は髪の毛だけ作っていたくらいです。
胴着の淡白さを埋めるのはここしかありませんからね。
でも実は胴着もかなり力を入れています。
鳥山先生は絵を写実的に描き込む方ですが、
そのシャープでスピード感のあるタッチを立体で再現することを目標にしています。
要するに常人には描けない作画レベルを、
整合性を持たせて皺(シワ)を表現する試みにトライしているんです。
この商品で一番見てほしいのはそこですね。
ぜひ手に取って漫画と見比べてほしいです。
それにしても、MSPというのは良いブランドですね。
ここまで有名になったのはMSPのファースト・アイテムである
エース(※3)の完成度がブランド名を世に知らしめたからだと思います。
「僕も頑張らなきゃ!」って思いましたよ。
※1 掲載されている文章では伝わりにくいので自分なりに書かせて頂きました。
※2 公式サイト プロフィールページより
中澤さんの左肩奥に写り込んでいるのがひな形となった悟空のはずです。
※3 KENGO氏が作ったMSP(旧スーパーDX)エースの事です。
―以上―
この他にも中澤さんが今後作ってみたいMSP DBのキャラについてや、
MSP悟空の細かい部分へのこだわりなども書かれています。
是非、書店にて購入or立ち読みにてご確認下さい!!!