今回~番外編~では、
原型師さんがお仕事でお使いになっている道具について書かせて頂きます!
今回の記事にご協力して下さったのは…
株式会社PlasticArts プロダクト事業部 原型師 福家悠太さん
株式会社PlasticArts プロダクト事業部 原型師 石崎紗央里さん
そうです!福家さんと石崎さんのお二人です!
まずは石崎さんからご紹介させて頂きます。
<ヘラ・スパチュラ>
・粘土を盛る時
・粘土を削る時
<筆>
・まだ硬まっていない粘土の表面を慣らす時
<ディバイダー(両刃コンパス)>
・左右対称の長さが必要な時
・同じ幅の線を刻みたい時
<パテ>
・原型が破損してしまった時
・原型の傷や穴を埋める時
<プライマー>
・瞬間接着剤の硬化促進剤
<ペン>
・仕上げ前にご自身でバランスなど見てチェックを入れる時
続いて、福家さん!
▼メインでお使いになっている道具
▼メインでお使いになっている道具2
<リューター>
・原型を加工(研磨、穴空け)する時
<ノギス>
・長さを正確に測定する時
<ニッパー>
・原型などを切断する時
<ラジオペンチ>
・金属などを曲げたりする時
<ピンバイス>
<ベンダブルヤスリ>←福家さん命名。笑
・金属製ヤスリの先端をご自身で曲げて、使いやすくされたそうです。
<ブロアー(パフパフ)>
・ヤスリで出た削り粉などを吹き飛ばす際に使用
原型師さんがお使いになっている道具をご紹介させて頂きました!
山下さんはかなり少ない道具で、お仕事をされているそうです。
機会があれば、山下さんがお使いの道具もご紹介させて頂きたいと思っております。
ちなみに…フィギュアの原型製作には、
スカルピーというオーブン粘土を基本的にお使いになっておられます。
ただ、スカルピーをそのままお使いになるのではなく、
同系統の粘土を混ぜ合わせて硬さを調節されているそうです。
皆さんの興味のある事が少しでもありましたでしょうか。
こんな風にして原型師さんの協力があって、書く事が出来ております。
今後もSculptorを楽しみにして頂けると幸いです。
最後になりましたが、今回の記事へご協力頂いた
株式会社PlasticArts様 本当に有難うございました。
WATANABE