まずは、上映のお知らせから。
なんと、劇場公開前にUNHCR難民映画祭にて先行上映されます。
10月3日(土)です。私はこの日、仕事で行けないのが残念です。
1回限りですので、お時間をご確認の上お出かけください。
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<第4回UNHCR難民映画祭-東京>にて特別先行上映決定!
元兵士の記憶をたどる"魂の旅"が、難民問題への祈りを叫ぶ
1982年に起きたパレスチナ難民虐殺事件をめぐる元兵士の記憶を描くイスラエル映画『戦場でワルツを』が、シネスイッチ銀座での日本公開に先駆け「第4回UNHCR難民映画祭 -東京」で特別先行上映されることが決定しました。
1回限りのスペシャル上映です。
難民問題への認識の向上を目指し、難民支援活動を行う国連難民高等弁務官UNHCR駐日事務所と国連UNHCR協会が毎年主催する本映画祭。『戦場でワルツを』の祈りが、一人でも多くの人の心に届くものと期待されています。
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第4回UNHCR難民映画祭-東京 http://unhcr.refugeefilm.org/
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第4回UNHCR難民映画祭-東京
10月1日(木)-8日(木)開催
<『戦場でワルツを』特別先行上映>
10月3日(土)15:30~
会場: イタリア文化会館
東京都千代田区九段南2-1-30
Tel:03-3264-6011
交通アクセス 電車:東京メトロ東西線、半蔵門線、都営新宿線「九段下」駅下車徒歩10分
http://www.iictokyo.esteri.it/IIC_Tokyo/Menu/Istituto/Come_raggiungerci/
☆シネスイッチ銀座にて10月上映、ほか全国順次ロードショー
シネスイッチ銀座
HP http://www.cineswitch.com/
東京都中央区銀座4-4-5 旗ビル
交通アクセス
地下鉄銀座駅A10番から徒歩1分(和光ウラ通り)
JR有楽町駅銀座口から徒歩10分
脚本・監督・製作:アリ・フォルマン
2008年イスラエル・ドイツ・フランス・アメリカ合作【イスラエル映画】
(アカデミー賞・外国語映画賞ノミネート)
配給:ツイン・博報堂DYメディアパートナーズ
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まだ観ていないので、予告編でだけしか内容を推測できません。
どうやら、80年代のレバノン侵攻に従軍した元兵士が記憶のトラウマに
罹って、戦争という人殺しに参加した「自分探し」のコジレタ物語のようです。
この物語には、侵略されたレバノン・パレスチナ難民がどのように描かれているのでしょう。
侵略軍兵士の視点で見た戦場の狂気とか、熾烈さとかだけでは終わって欲しくありません。
2006年のレバノン空爆侵攻、そして2008年のガザ侵攻。現在もなお続いている戦争と
占領の問題です。
そのなかで、抵抗し、生存し、生産し続ける多くのパレスチナ難民にスポットを当てなくて、
何の“真実”を語れるというのでしょう。
そんな気がしました。
(Wattan.)