イラク・アフガン・パレスチナに平和を
WORLD PEACE NOW 3.20
武力で平和はつくれない
■日時:3月20日(金・春分の日)14:00~パレード出発15:00
■場所:坂本町公園
パレードコース(予定):坂本町公園→銀座→日比谷公園
WORLD PEACE NOW http://www.worldpeacenow.jp/
いやぁ~行ってきましたよ。3月20日のWPNデモとパレード!
「武力で平和はつくれない」のコンセプト、正直言って、私個人としてはもの足りないです。平和を「武力で」と言う前に、ではその「武力」とは何のための力だ?などと、疑問に思ってしまうのです。
私は、圧倒的な物量と経済力によって打ち続く軍事占領に対して、民衆が抵抗運動を起こすことは間違いではないと考えます。さらに、民主的な手段による抵抗運動ですら弾圧する支配構造に対して、最終的手段として武装闘争が民衆の中から発生することも肯定しています。ですから、言い方を変えれば「武力で占領に抵抗する」ことは、至って真っ当な理屈だと思います。
そんなわけですから、パレスチナ・ガザの出来事に関して私が意見するならば、「イスラエル軍の侵攻やハマスのロケット攻撃も両方いけないこと」だなんて“喧嘩両成敗”的な発想は間違っていると考えています。イスラエルとハマスの関連性を「軍事力」という観点のみで考えているから、平和原理主義の原則に照らし合わせると「両方悪い」となるのです。この両者の関係は、あきらかに占領者(イスラエル)と被占領者(パレスチナ)という構造から紐解いていかなければ理解できません。そこから、パレスチナ民衆が「なぜ、武器を取って戦ったのか」がを考察することができるのです。
パレスチナのみならず、イラクだってアフガニスタンだって、その意味において同じことです。“クツ投げ闘争”だって微力ながら占領に対する民意の発露です!!占領による支配、抑圧や差別との闘いは、草の根の民衆が微力ながらも抵抗することで打ち立てられるものです。占領からの解放を「平和」と敢えて言うのなら、私は「無力で平和はつくれない」と、批判を恐れずに言わせて頂きます。by Wattan.
それでも、人々が日常を何者にも脅かされず平穏に暮らすことを求めることに、あれこれと主張や立場の違いを際立たせて論争するなど野暮なことです。私はそんなことを望みません。
それより、綺麗なメロディーと唄を聞きながら、心和ませる一瞬があっても「革命」は逃げたりしません。それぞれの現場で進んで行けば良いだけです。
【唄:おおしまさん『アメージンググレース』】
【イラク・バスラ子ども支援&唄『青い空と白い鳩1』】
http://www.youtube.com/watch?v=_WT4xDycTIA
【唄:『青い空と白い鳩2』】
http://www.youtube.com/watch?v=aYntgLT7gIg
【シバレイ:パレスチナ・ガザ報告】