若気の至りの軽井沢〜その2 | 春はあけぼの 女は美学

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50過ぎた女が感じたこと、考えたことを書いてます

こんにちは。

文字つづりすとの伏見美帆子です。



アラフィフオンナが、
感じるままに綴るブログです。

 


 

次回の、

月綴香(GETTEI-ka)

    〜満月に綴られる香り〜 は、


6月29日(水)の新月に、

山羊座満月編の申し込みを開始予定です。

 

どうぞよろしくお願いいたします。


このようなスプレー瓶に入れてメッセージと共にお届け



若かりし頃の女子大生時代に

やらかしたお話、昨日の続き〜。


昨日は、

サークルのテニス合宿に行く際、

ラケットを駅に忘れ、ワタシだけ一人

遅れて軽井沢に向かい、

その時に優しい男性に会ったところまで。



その後、

出張で軽井沢によく行っていることなど

取り止めもない話を

その男性から聞いているうちに

なんだか少しずつ打ち解けて


あっという間に電車は軽井沢に着いた。

そういえば、途中で乗り換えたのだろうか?全く記憶がない。



駅から合宿所までは、バス。

軽井沢に行き慣れているその男性は、

ワタシが泊まる合宿所の場所も

わかっているらしく

途中まで方向が一緒らしい。


一緒のバスに乗ると、

お客さんは、

なんと、ワタシとその男性だけ。



その男性は、運転手さんに

とても気さくに話しかけていて


わたしは製薬会社に勤めているんですよ。


と、運転手さんに

サンプルのお薬をいくつか渡していた。



それが、

ワタシへの気遣いかも知らなかったことに、

あの頃は全く気づかなかった。



気を良くした運転者さんは、


合宿所の〇〇荘に行くんなら、

この道をまっすぐ行けばすぐだよー


と、

なんと、バス停ではないところで

バスを停めてくれた。



急にそんなことを言われ、

そそくさと降りたワタシは、



あんまり急いで、

その男性と運転手さんの「おじさまたち」に

ていねいにお礼を言ったか、


全く覚えていない_| ̄|○


礼儀知らずも甚だしい…



ただ、あの時には

ようやくみんなに会えるということと

無事に「おじさまたち」のおかげで

合宿所に辿り着けたということで、


高原の林の爽やかな道を一人歩きながら、


「この世の終わり」のようだったワタシは、


なんてラッキーだったのでしょうと、

気持ちも高揚していた。


誰もいない高原の林の道を一人歩いて

マイナスイオンを

たっぷり浴びたせいもあると思うのだが。

こんなような道〜。



誰もいない合宿所に着いて着替えていると、

練習を終えたみんなが帰ってきた。


ワタシは開口一番


ステキなおじさまたちに会ったの〜!!!


とウキウキと話すと、



当然のごとく、



一気に場が白けた(-。-;

みんなの表情、こんな感じ…



当たり前である。

みんな心配していて、

ワタシの重たい荷物まで運んでくれて


それなのに、


御心配おかけしましたm(__)m

も、

遅れてごめんなさいm(_ _)m

も、

荷物持ってきてくれてありがとうm(__)m

もなく、


なぜか一人ハイテンションな

浮かれポンチなワタシ…



何がステキなおじさまよっ!

こっちはどんだけ

心配してたと思ってんのよっ!


散々みんなから怒られて

ようやく我に帰るワタシ…

その後、

みんなにお礼とお詫びをしましたわ。

多分ね笑笑。



空気を読むとか←あの当時こんな言葉すらなかった

相手への配慮とか

感謝とか


微塵もなかった若かった頃。


でも、それなりに、

悩まなくてもいいようなことで悩んで

グチグチすることもあった青春時代。



あれから何十年も過ぎて

その間、会社でしごかれ、

子育てや介護に悪戦苦闘し、

ご近所さんや親戚やママ友たちへの

お付き合いなど、

社会で揉まれて


読まなくてもいい空気まで

読むようになった。


それを世間では、

大人になったというのかもしれない。

だからこそ、

人に寄り添ってメッセージを下ろすような

サービスができるようになったのかもしれない。



それはそれとしても、

「若気の至り」という言葉では

ちょいと許してもらえないような

無礼なことをしでかしたが


今から思うと、

あの天真爛漫で無邪気だった自分を

時に懐かしくも思うのである。



あの頃、

姫だったなぁ…笑笑

だから、中年のおじさまや外人にしかモテなかったわけよね。同い年の男子は手に会えなかったわ笑笑


たまに無邪気になってみる笑笑

Photo by 東山弥生さん