春はあけぼの 女は美学

春はあけぼの 女は美学

50過ぎた女が感じたこと、考えたことを書いてます

こんにちは。伏見美帆子です。



アラカンオンナが、
感じるままに綴るブログです。


————————————————————

いつだって偉いのは作法ではなくって、
世界のほうなのだ

吉本ばななさんの、この言葉が好きだ。
実はこの言葉、
茶道のことに関して呟いているのだが、
これは文章の一部分であるから
全文を載せないと
誤解を招いてしまうかしら…


お菓子からお茶へとむだなく流れる時間を、
私たちは知っている。
知っていることを作法にしただけなのだ。
いつだって偉いのは作法ではなくって、
世界のほうなのだ。
それを知ってからのお手前は深くなる。


こちらが全文。
このつぶやきは、
吉本ばななさんが監修している、
BANANA DIARYのメモ欄に載っていたもの


BANANA DIARYは毎年購入していたのだが、
今年でもう終わりで刊行されなくなる。
とても残念だ。
ダイアリーとしてだけではなく、
思ったことやメモなど、
書き留めできたノートであるから。

ここかしこに散りばめられている、
ばななさんの言葉。
目に入る時もあるし
入らない時もある。
その時々で
入ってくる言葉が違う。

でもやっぱりこの言葉にじんとくる。

いつだって偉いのは作法ではなくって、
世界のほうなのだ


だってそれは、
作法をきちんと学び
習得しているからこそ言える言葉。

最初から自己流ではなく、
真似して、実際にやってみて、学んで、
型、作法を理解しないと、
その世界観理解できない。
でも、
作法だけに囚われすぎても、
その先の世界観は理解できない。


何事も「道」と名のつくものは
その道を進みやすくするための作法があり
そこから、
自分なりの道を突き詰めていくのだろう。


「ファッション道」という言葉があるのならば
全く素人のワタシがいうのもなんなのだが

モデルであったら、その道を歩んでいくのは、
もちろんウォーキングやポージングの型
という大切な基本のものがあるのだろうけれども

そこは
デザイナーの世界観を演じつつ、
モデルとしての自分自身をも
打ち出していくのだろうなぁ。

世界観を出せる臨機応変に変えられる技と
そこからみせていく武装解除した自分の有り様。

二刀流で戦っていくのだろうか。




そんな風に、
必死で頑張ってきたモデルの友人が
ニューヨークファッションウィークでの
ランウェイを歩きます。

そのための渡航費や滞在費を確保するため、
彼女のグラウンドファウンディングは、
皆様からのご支援もあって、
CAMPFIREのおすすめ上位にあがりました。
ありがとうございます。
まだまだ皆様のご支援が必要です。

どうか、Kingdomならぬ、彼女のQueendomを
打ち建てるために、力を貸してください。
募集は8月1日までの短期間となります。
あと10日です。
どうぞよろしくお願いいたします。


今年の二月に美和さんと一緒に参拝した伊勢神宮〜。