アラカンオンナが、
感じるままに綴るブログです。
先日、
文房具やオフィス家具の製造で有名な
KOKUYO株式会社の本社ビルで開催されている、
好奇心あふれる展
を観に行った。
この展覧会は、
コクヨデザインの120年と、
25年目のコクヨデザインアワードを展示している。
コクヨデザインアワードとは、
才能あるデザイナーの応援と共創を目的とする、
プロダクトデザインの国際コンペティションです。
世相を反映するテーマで作品を募集し、受賞作品については受賞者とコクヨ商品開発者の共創による製品化が検討されます。
〜KOKUYO Design AWARD HPより
ここで受賞し、
製品化されたものも多く、
あの「カドケシ」もそうである。
その受賞作品だけでなく、
コクヨが産んださまざまな商品の背景を
会社の経営理念に基づき、
楽しい形で展示され、紹介されていた。
120周年を迎えたコクヨのは
好奇心あふれる未来をつくる企業を目指している。
最初に目にするのはこちら。
人、モノ、コトのちょうどいい関係
「わたし」でも「あなた」でもなく、「わたしたち」
等身大の課題解決
「対話」から生まれるものづくり
ユニークな化学反応
このものづくりの精神を
これでもかとこの後に見せつけてくれるのだ。
まずは、KOKUYOといえば!の、
キャンパスノート。
今は5代目とのこと、
ワタシは初代と2代目を使っていた。
懐かしい…
それまで、
糸閉じだったノートを使っていたワタシには
革命的だったなぁ。
糸閉じだと、
閉じてあるところを折ってノートになっているから、破くと反対側のページも取れてしまっていた…
「無線閉じ」というのか。初めて知った。
代が変わるごとに
表紙のデザインを新しくするだけのではなく、
それぞれ使いやすさや閉じ方も改良されて
今の形がある。
これからも参加していくのだろうなぁ…
ノートといえば、
リングノートの開発の歴史も。
かつて、一般的なリングノートは
リング部分が金属だった。
だからノートに書いている時に手が当たって
手にリングの跡がついたり。
そんなストレスを当たり前のこととしないのが
コクヨのクレエイティビティ。
金属から不織布へ→紙のめくりが悪いと却下。
大きさの異なるリングへ→細すぎて頼りない、ページを破くことができないと却下
柔らかいリングへ→耐久性を何度もテストし現在の形状へ
ここまで、1年以上の試作を経て
ようやく出来上がった柔らかいリングのノート。
実際に触ってみたら
全くストレスがない。
この工程を、
社員の方が丁寧な説明をしてくださった。
まさに職人である。
それを、コクヨでは
「ユニークな化学反応」と呼んでいた。
とことんこだわりどこまでもつきつめる。
変わり者どうしの探究心が結びつくことにより新たな視点が生み出され世界に新鮮な驚きが満ちていく。お互いの探究心やスキルをリスペクトし、支え合う文化。
小さな不快を見過ごさなかった、
徹底的な探究心がそこにある。
商品に対する執念。
ここでいう「執念」は感情ではなく
反復の設計と継続。
それを、「好奇心」と呼び、
エネルギーを軽く
純度の高いものにしている。
外側にある執念のエンジンを
内側にある好奇心のエンジンへ。
他にも、
水彩絵の具のように上から重ね塗りできる
透明クレヨンや
座り続けることにこだわって開発された椅子など
モノのストーリーを知って
「意味づけ」が行われることで
そこに、より高い価値が生まれていった。
今年受賞したコクヨデザインアワードのさまざまな作品も、
全てが製品になるわけではないが
素晴らしいものばかりだった。
なぜこれを生み出そうと思ったか、
そのデザイナーの欲望が形になって、
思いと共に浮き上がってくるようだった。
小さな違和感を見逃さないこと、
それを重さではなく、好奇心で続けること。
モノづくりの精神を
垣間見させてもらった気がした。
展示室もおしゃれ。
そういえば、ところどころ展示の中に
グッとくるコピーが。
思わず笑ってしまったり。
出口のところで
#コクヨ
#好奇心あふれる展
のハッシュタグをつけてSNSに投稿すると
景品がいただける。
それがなんと!
あのリングノート。
しかも、
歴代のデザインアワードのポスターが
表紙になっていて好きなデザインを選べる。
ワタシはこちら。
ジャーナリングノートにしようかなぁ。
好奇心あふれる展は
明日、4月24日まで、品川コクヨ本社ビルにて
なんと!無料です。
何気なく使っているモノたちのストーリーを知りたい方はぜひ。
そこにある数々の文房具たちが
より、愛おしく感じられるかと。














