ロイヤルバレエの「Draft Work」を観た。
これは 英国ロイヤルバレエ団関連の方々が構成 振り付けし、バレエ団のダンサー達が踊るというもの。
今年は彼らの作品。
Mayuri Boonham
Robert Binet
Sarah Dowling
Natalie Harrison
Kenta Kura
Kristen McNally
Ludovic Ondiviela
Alexander Whitley
Valentino Zucchetti
(下線は同バレエ団ダンサー)
プリンシパルも踊った昨年より作品数も少なく、 ソリスト以下のダンサーばかりであったが、
若手中心でとても見ごたえがあった。
この日の主役は、なんと言っても マルチェリーノ サンベ君。
まだ18歳(?)で少年ぽさが残る彼は、彼独特の世界を作り出していて、 ミュージカルの主役もできそうな雰囲気。
だが 踊りはとってもパワフル、 特に 蔵健太くんの作品では、彼の難しそうな振り付けを自分のものにしての躍動感あふれる踊りに目が釘付け。
結局3曲踊り、最後のバレンティノ ズケッティ(彼の振り付け2作品ともパワフルで良かった)の作品では、パートナーリングは まだこれから という印象であったが、私的には、この燦然と輝く彼がとても楽しみ。
後は、入団してまもない アクリるか君の踊りを初めて見せてもらった。 まだあどけなさの残る イタリアンジャパニーズの彼も「若いって素晴らしい!」と思わせる懸命な踊りで、 これから彼を応援する楽しみもできた。
他にも、ジェームス ヘイ、トリスタン ダイヤー、ドナルド トームなど これからのスターたちを じっくりと見せてもらった。
それと、メリッサ ハミルトンの美しい佇まいや動きを近くで見ることができ、嬉しかった。
忘れてはいけないのが、昨年同様 コミカルな作品で楽しませてくれた クリスティン マクナリー。
「アリス」では包丁を持って踊る彼女が印象的だったが、 この日の彼女の振り付けもやはりユーモアがあって、 観客もくすくす笑い。 彼女自身が 楽しい人なんだろうなと思わせた。
最後に、旦那の同僚の従姉妹である、マユリ ボーナム。
彼女のインド舞踊に金子扶生ちゃんの個性がばっちりと合い、 美しく妖艶な凄みすら感じられる踊りに目を奪われた。
幕間の休憩時に マユリさんと話したのだが、 まず 扶生ちゃんを絶賛、3人いた候補からすぐに彼女を選んだが、大正解だったと満足そうであった。
昨年お嬢さんを出産し、まだ頭が「ベビーモード」だと話す マユリさんの来年のリンベリースタジオでの公演がとても楽しみ。
その日嫌なことがいろいろとあったのだが、 この ドラフトワークに元気を貰い、 生きていることの愉しさを感じることができる幸せなひと時だった。