貸借対照表は会社の生きざま | 経営者のための会計コーチ

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決算書は会社の通知表なんて言われますよね。

 

 

通知表なら、1年間の成績が出て、来年は一から始められますよね。

 

 

それって、決算書で言うと損益計算書なんです。

1年間の売上がどうで原価があーで、費用がこうだった。

そして利益がいくら出ました。

 

 

年をまたぐと、いい結果も、悪い結果も全てリセット。

営業にはまた新たな売上予算と利益予算が降ってくる・・・(笑)

 

 

一方で、1年の成績ではなく、創業してから、今までの活動が全部積みあがっているのが、

「貸借対照表」!

 

 

そう、貸借対照表は、会社のこれまで全部の通知表。

つまり、これまでにしてきた意思決定の積上げ。

まさに、会社のこれまでの生きざまが出ているんですね。

 

 

貸借対照表の

 

 

「右下」を見ると、毎年毎年どれだけの利益を出してきたかが分かります。

 

 

「右上」を見ると、これまでどれだけ融資を受けてきたか。

 

 

「左上」を見ると、これまでどれだけお金を蓄えてきたか。

 

 

「左下」を見ると、これまでお金をどういうものに変えてきたか。

 

 

これらはこの1年の行動の結果ではなくて、会社の歴史そのもの。

だから1年で突然変えることなんてできません。

 

 

そして、この貸借対照表の姿を作って来たのも、これから変えられるのも

経営者だけ!

 

 

だって、よく見て下さい。

お金が足りないからって、資本を経営者(≒株主)以外が勝手に増やせませんよね。

融資って従業員に決められますか?

大きな機械や建物の購入って経営者が決めてますよね?

 

 

だから経営者が損益計算書だけを気にして、貸借対照表づくりを怠ると、

会社の体力がどんどん低下してしまうのです。

 

 

借入を減らしたいのか、

無駄な資産を減らしたいのか、

お金はどれだけ持っていればいいのか、

目指すべき貸借対照表の姿を描いて、

そこに近づけることができるのは、

経営者だけ!

 

 

毎月貸借対照表をしっかり見ていきましょう。

右下、右上、左上、左下

どうですか?

目指すべき貸借対照表に少しだけ近づきましたか?

近づくために今動きましょう!

取引先と何十年も続いている回収・支払サイトって、

本当に変えることってできないんでしょうか?

倉庫に行ってみて、埃の被っている在庫はないですか?

 

 

さぁ、口に出してみてください。

「 B/Sは 経営者しか 作れない 」