さて、前回の記事ですぐにレストランに行くような事を書いてしまったのだけど、
その前にカラヴァッジョのある２つの教会へ行ったので、
それを先に記事にしますね。スミマセン。
夜ごはんを食べにでかける前に、オットが、
「カラヴァッジョでまだ見てないのがあるし、
今から行くお店の近くだから」というので、
そちらをまわってからレストランに行くことにした。
ナヴォーナ広場の北の方にあるので、ナヴォーナ広場まで行き、
それからサン・ルイージ・デイ・フランチェージ教会へ。
１５８９年完成。
フランスの守護聖人サン・ルイ（第７回十字軍を指揮したルイ９世）を祀る教会で、
著名なフランス人も多く埋葬されている、ローマに住むフランス人の国民教会。
カラヴァッジョ三部作「聖マタイ伝」
「聖マタイと天使」
「聖マタイの召命」
「聖マタイの殉教」
いやぁ～凄い！光と影のコントラストの素晴らしいこと。。。
ここは小銭を入れると限られた時間内で照明がつく。
次から次へと人が小銭を投入してくれるので
自分たちがコインを入れることはなかったけど
念の為、小銭を持って見に行くのが安全。
この三部作の上に窓があって、
そこから光が差し込み（直射日光ではない）
角度によっては絵に反射する。
「聖マタイと天使」の真上に窓があり
我々は真正面から絵を見れるが、
その他の２作品は両脇。
実は写真は撮りづらい。
撮るのに若干時間を要します(笑)。
お次はサンタゴスティーノ教会。
個人様サイトの情報しかネットで探しきれなかったので、
観光本を抜粋すると、１４８３年完成、だが１８～１９世紀の改修により、
内部構造にはルネッサンスの面影はあまり残っていない。
ここはカラヴァッジョの他になんとラファエロのフレスコ画もあるのだ！
まずはカラヴァッジョの「巡礼の聖母」（「ロレートの聖母」）
お次は、教会の柱にある。最初どれかわかりにくかった。
上のフレスコ画がラファエロが１５１２年に描いた「予言者イザヤ」。
下のはヤコポ・サンソヴィーノ「出産の聖母」。
ミサ中なので中に入れず遠くから。
（実はホテルを出た直後、一眼レフの電池切れに気がつき、おまけにスペアを
持って出なかったのでコンデジしか使えなかったという致命的ミスを・・・。）
切り取って拡大。
ここの教会は、両端の廊下の天井が青くて素敵。
青い天井と言えば、サンタ・マリア・ソプラ・ミネルヴァ教会が有名だけど、
（参考記事はこちら→ 「個人旅行で再びイタリア ５
青い天井のサンタ・マリア・ソプラ・ミネルヴァ教会」
http://ameblo.jp/watako0220/entry-10942139860.html ）
そこよりも青が柔らかくてソフト。
その他色々。
出入り口の母子像。
どちらの教会も外部に派手派手しさはなく
落ち着いた感じでとってもよい教会。
さ、ここからやっとレストランに向けて出発です！！
次記事はこちらからどうぞ！
http://ameblo.jp/watako0220/entry-11520735970.html
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