姉が彼に他の女がいると疑っている

 

 

奈枝「えええ!?」

美紀「この見た目! この会社! 絶対山ほどマッチしてるって! 『1000いいかも』は余裕で来てるでしょ!」

 

 

奈枝「ううっ!」

美紀「イヴは本命彼女とデートからのお泊りで、あんたとは25日の夜に家集合でやりたいだけって可能性ない?」

奈枝「そ、そんなぁ……」

 

美紀「だって二人で過ごす初めてのクリスマスでしょ!? もし本気だったら少しでも長く一緒にいたいって思うでしょうよ! 違う?」

奈枝「でも、お葬式なんでしょ? しょうがな……」

美紀「(遮って)それ!!」

 

ビクッとする奈枝。

カレンダーを指さす美紀。

 

美紀「25日は友引! 友引にお葬式なんてやらないでしょ」

 

奈枝「…さすがお姉ちゃん」

美紀「奈枝、男ってそんなもんだから」

 

奈枝「……」

 

 

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アベマオリジナルドラマ「私が獣になった夜」を小説仕立てで掲載


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▼ドラマ『私が獣になった夜-名前のない関係- #4 『アプリで出会った夜、信じられない私』本編はこちらから
 

 


 
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