長谷川酒店・前(夜)
閉店後の長谷川酒店は薄暗い。
店前のベンチい座っているかのんと悠。
かのん「で、なんで悠んちなの?居酒屋行くと思ってた」
悠「うちに酒あるんだから行く意味ないだろ。はい、乾杯」
燻製卵をつまみに、地酒で乾杯するかのんと悠。
かのん「美味しー」
悠「だろ?これも美味いから」
かのん「何、燻製卵?(口に入れ)ん、美味しい美味しい」
悠「合うんだよなぁ」
かのん、何となく空を見上げて
かのん「ねぇ、こんなに星見えなかったっけ?」
悠「心が曇ってると見えないんだよ」
かのん「はぁ?」
悠「怖い怖い。冗談だよ」
かのん「分かってるけど・・・・星は見えると思ってたのになぁ」
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アベマオリジナルドラマ「私が獣になった夜」を小説仕立てで掲載
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▼ドラマ『私が獣になった夜-名前のない関係- #4 『幼馴染との夜、変わってしまった私』本編はこちらから
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