今日は天保十二年のシェイクスピアを観てきました音譜







イントロダクション

たぎる熱きカオス

シェイクスピア四大悲劇”として名高い「リア王」「マクベス」「オセロー」「ハムレット」 “世界中から愛される永遠のラブストーリー”「ロミオとジュリエット」 “野望に生きる異形の王”「リチャード三世」 発表から約400年、世界中で上演され続け、 現代演劇においても絶大な影響を与え続けるウィリアム・シェイクスピア全作を横糸に、 江戸末期の人気講談「天保水滸伝」を縦糸として織り込んだ井上ひさしの傑作戯曲。

二〇二〇年二月 絢爛豪華な祝祭音楽劇の幕が開く!



あらすじ

江戸の末期、天保年間。下総国清滝村の旅籠を取り仕切る鰤の十兵衛は、老境に入った自分の跡継ぎを決めるにあたり、三人の娘に対して父への孝養を一人ずつ問う。腹黒い長女・お文と次女・お里は美辞麗句を並べ立てて父親に取り入ろうとするが、父を真心から愛する三女・お光だけは、おべっかの言葉が出てこない。十兵衛の怒りにふれたお光は家を追い出されてしまう。
 月日は流れ、天保十二年。跡を継いだお文とお里が欲のままに骨肉の争いを繰り広げている中、醜い顔と身体、歪んだ心を持つ佐渡の三世次が現れる。謎の老婆のお告げに焚き付けられた三世次は、言葉巧みに人を操り、清滝村を手に入れる野望を抱くようになる。そこにお文の息子 ・きじるしの王次が父の死を知り、無念を晴らすために村に帰ってくる―。
 主役はみなさまの想像力。この争いの行く末はいかに・・・


(サイトよ引用)




出演者・スタッフ


出演者

佐渡の三世次・・・・高橋一生

きじるしの王次・・・浦井健治
お光/おさち・・・・唯月ふうか
鰤の十兵衛・・・・・辻 萬長
お文・・・・・・・・樹里咲穂
お里・・・・・・・・土井ケイト
よだれ牛の紋太/蝮の九郎治・・・阿部 裕
小見川の花平・・・・玉置孝匡
尾瀬の幕兵衛・・・・章平
佐吉・・・・・・・・木内健人
浮舟太夫/お冬・・・熊谷彩春
清滝の老婆/飯炊きのおこま婆・・・梅沢昌代
隊長・・・・・・・・木場勝己

新川將人 / 妹尾正文
田川景一 / 丹宗立峰 / 出口雅敏 / 山野靖博
可知寛子 / 白木美貴子 / 鈴木結加里 / 般若愛実 / 福田えり / 武者真由 / 森 加織





スタッフ

作:井上ひさし
音楽・音楽監督:宮川彬良
演出:藤田俊太郎


この作品、シェイクスピア全37作品が物語の中に散りばめられているということですが…シェイクスピア作品に全く疎い私はかの有名なロミオとジュリエットと新感線で観たマクベス位しか分からず…

分かると嬉しいというのはありますが、分からなくても全く問題なく楽しめますウインク





この後ネタバレ含むかもです…










高橋一生さん。

この役悪役なんです。

憎たらしいんですけど、どこか憎めない感じがあるんですよね。

これは三世次の生い立ちと一生さんの演じ方なのでしょう。

歌も良かったです。

上手なのか分かる感じの歌ではないのですがやはり雰囲気で持ってく感じの印象。



浦井健治くん。

もう王次のビジュアル最高ドキドキ

歌が少ないのがちょっと残念でしたショボーン

でも何故かシェイクスピアだからマクベスの時の健ちゃんをイメージしてしまったが…今回はあんな破滅的な感じではなくちょっとチャラい?感じ。

まっ、きじるしの王次ですからね。



唯月ふうかちゃん・熊谷彩葉ちゃん

ふうかちゃんと彩葉ちゃんはじめましてです〜。

可愛いらしくお歌も上手。

でもこの2人私の中で印象が似てて声も似てて…

2人共2役演じてるっていう予備知識は入れて行ったのだけど舞台上でどっちがどうか最初ついて行けず〜あせる

幕間にプログラムで再度チェーーック。

で理解しました。

ふうかちゃんはお光おさち

双子で瓜二つという役柄。

この二役全くタイプが違っててお光に至ってはとてもハッチャケてて良かったです爆笑

彩葉ちゃんは王次の許嫁のお冬と花魁の浮舟太夫



樹里咲穂さん演じるお文と土井ケイトさん演じるお里。お2人共いい感じの悪女っぷりです笑笑




このお芝居。祝祭音楽劇となっていて。

私は最初はミュージカルだと時代設定的に合わないから音楽劇という表現にしたのかな?って思ったのですが…違うかも。

場面転換や場面の説明だったりそのシーンのテーマとして音楽がある感じで役柄のテーマソングでもある。

ミュージカルのようでミュージカルとは少し違う。

音楽劇というのがピッタリとハマる感じがしました。