今日の記事の最後には 異常を来した患部と 亡骸の画像がありますのだ
事前にお知らせいたしますゆえ ご不快に思われる方は ご覧になる前にご退出くださいますよう お願い申し上げ奉りまするのだ



みなさまごきげんよう こなっちゃですよ♪
こなっちゃのこと 可愛い可愛いって言ってくださり ありがとうございました♪



このたび こなっちゃはお引っ越しをすることにしたのです



ばあやのお家では ぴとぴとしたり…



ぴとぴとしたり…



ぴとぴとしたり…



寝たり…



寝たり…



寝たり…



まぁ悪くないですね♪ って暮らしができました♪



雪丸あにぃのために磨いた すとーきんぐの技は…



もはや 神れべるですよ♪



虹の橋のたもとに行ったら この技を活かして探偵さんなんかどうかな?って思ってるです♪



表のお顔は 綿おじちゃんのお店の売り子さんにしようかな♪
らっしゃいま~♪ らっしゃいま~♪



皆さま 本当にありがとうございました♪

皆さまに 良いことたくさんありますように♪

愛と感謝をこめて    小夏丸



【当日のこと】

5月29日、小夏丸さま永眠。

1年8か月と9日の生涯でございました。

体重は119グラム。

ばあやのメンター遠藤金融さまも主治医も130グラムが限界値だと仰る中、信じがたいほどに頑張ってくださいました。

前日まではお食事の支度の間ホイールにお乗りになっていらっしゃいましたが、29日の朝はヒーターから動かず、体力が尽きてきたのは感じておりました。

ですが、歩行はゆっくりながら安定しておりましたので、帰宅したらケージの中をフルフラットにして備えよう、と考えながら出勤いたしました。

帰宅いたしますと、小夏丸さまは1階に横たわっていました。

布団の上にいらしたら寝ていると思ってしまうようなご様子で、静かに目を閉じて。

姿勢にも不自然なところはなく、本当にフッと意識を手離されたのだろうな、と思えるお姿でした。

お体は冷たくなり始めていましたが硬直はなく、ほんの少し前に旅立たれたのでしょう。

見事なご出立でございました。



【火葬のこと】

本来、ばあやは全身を土に還してあげたいと考えておりました。

ですが、今回は日を措かず埋葬をすることが難しいため火葬を選択せざるを得ませんでした。

しかしながら火葬の手配をした後に、これなら8月のお誕生日まで我が家に居ていただけることに気が付きました。

思いっきりお誕生日をお祝いした後に土に還して差し上げよう、そう思ったら、消去法だった火葬が大正解になりました。



火葬は、仕事が終わってからの時間帯でも対応してくださる会社に依頼しました。

火葬車でお迎えに来ていただき、2時間かからずに小夏丸さまはご帰宅なさいました。

とてもしっかりとした骨をしていたそうです。

闘病中から、ここまで踏ん張れるのは元々が頑健だからだろうな、と思っておりました。

歯の不調さえなければ長生きできたお方でした。



【振り返って】

小夏丸さまとの暮らしは、初期の頃から後悔に根差したものでありました。

最初の通院で腰が立たなくなり、食べられなくなってしまった、あれが最悪の一手であった、と。

もう少し、あと1週間でも2週間でも待てば、我が家に慣れて、もう少し関係性を構築できていたら、小夏丸さまはあんなに暴れなかったのではないか。

一発でバッドエンド確定の分岐でしくじった、そんな思いがありました。

そこから結局1度も立て直すことができないままに、小夏丸さまはゆるゆると体重を落とし、衰えて行かれました。

私が初手でしくじったばかりに。



小夏丸さまの最期の寝姿を見た時、「あぁ、小夏丸さまには後悔というものがそもそも存在しなかったのだろうな」とふと思いました。

仮に言葉が通じて、ばあやがこんなしくじりを致しました申し訳ございません、と詫びたとしても、その原因や改善策などには興味はなかったのだろう、と。

ただ今ある問題にどう対処するか、この方はそうやって、この生涯を見事に生き切ったのだろう、と。



後悔は、まだ残っています。消えることはないでしょう。

小夏丸さまなら何ておっしゃるだろう…それが、デグー一族にお仕えする者としての心の持ちようになる、と今は思っております。



【前歯のこと】

小夏丸さまの闘病に際しては、目先の苦痛は取り除くが延命はしない、という線引きをしておりました。(しょっちゅう揺れたりぶれたりしておりましたが)

小夏丸さまの前歯の異常は不可逆であると、永らえればそれだけ苦痛は増大すると、分かっていたからでございます。

以下に、最後に撮りました前歯の画像を載せます。







1月に撮ったレントゲンでは下の前歯の方が奥にありましたから、少しずつ下顎が前に出てきていたことが分かります。

主治医には『ケージかじりが激しいと下顎が出てきてしまうことがある』と言われましたが、小夏丸さまのケージかじりレベルで下顎が出てしまうなら、初代綿毛丸さまなどハプスブルク家のお方でしたかとなるであろう激しさでケージをかじっていらっしゃいましたから、別の原因があったのだろうと思われます。



【お別れ】



火葬をお願いした会社の方に『好きだったおやつやお花を添えても大丈夫ですよ』と言われました。

が、闘病生活の長かった小夏丸さま。

良く食べてくださったもの=好きだったもの、というわけでもなく。

好きだったおやつがすぐに浮かばないのが悲しゅうございました。

ティッシュで包めるくらい、とのことでしたので、素焼き胡桃とベジドロップをご用意いたしました。

お花は通勤経路にお花屋さんがなく、回り道する時間もなく、スーパーの生花のコーナーにて調達。

小ぶりの向日葵があり、小夏丸さまのお名前に相応しいと迷わず手に取りました。

旅立のお仕度を調えた小夏丸さまのご様子を、以下に。









お口周りの汚れを拭った以外、何も整えておりません。

穏やかなお顔でございましょう。



小夏丸さま。

我が家にいらしてくださってありがとう。

ばあやの宝物になってくださってありがとう。

最後に1つだけ、お願いがあります。

また地上にお越しになる日が来たら、もう一度だけ、デグーさんになっていただきたい。

今回の生涯がデグーの当たり前だと思われてしまうのは、デグー一族をこよなく愛するばあやとしましては非常に悔しい。

だからもう一度だけデグーさんになって、今度は当たり前に楽しく幸せな生涯を送って欲しいのです。





最後になりましたが、皆さまからの小夏丸さまとばあやへの御厚情に篤く御礼申し上げます。

本当にありがとうございました。

今後も雪丸さまとばあやをお見守りいただけますよう、お願い申し上げます。

いただいておりますコメントへのお返事、もう少しだけご猶予いただけますと幸いです。



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