こんばんは。















今宵の若君たち。



以下、昨日の小夏丸さま通院の覚え書き。

まず夕食の給仕時。
水溶きのヴェルキュアを飲みながら顎を伸ばして口をアガアガさせる仕草あり。
お団子を器から放り出し(選り好み?)、その後食べる。咀嚼には違和感なし。
歯を擦り合わせるような歯軋りを繰り返す。

体重が落ち続けている現状では、食べられなくなったら一気に衰えるであろうと判断、通院に踏み切る。

受付アプリにて受付終了1分前に登録。その時点で7人待ち、目安待ち時間は350分。これが正確なら日付跨ぐよ…と一瞬主治医の過労死を危惧するが、そこは飼い主のエゴを貫かせてもらうと腹を括る。結局、その後3人キャンセルし待ち時間は200分に。

① 目視検査では歯の異常はなし。以前カットした右下奥歯も揃っている。
レントゲンで骨格を確認。以前少し引っ込んでいると言われた下顎が少し前に出ており、前歯の咬み合わせに影響していることが判明。
同時に上顎の骨折(ひび)疑い。これは下顎の方が力が強いため上顎をかち上げる状態になり起こる。モルモットに多く、主治医は年間二桁症例を扱うとのこと。デグーも過去に1例あり。
固形物が食べられなくなる→流動食が食べられなくなる→嚥下そのものが不可能になる、という予後が考えられるとのこと。

② 食べているのに体重が減る、という現象は主治医も複数の患畜で把握しており、流動食用のフードのみ食べている個体に顕著であるとのこと。
検証はできてないが、消化が良すぎて腸での滞留時間が短く、栄養を充分に取り出せないまま排出しているのではないか、と考えているそう。
ふやかしたペレットや牧草の粉などを加えることで滞留時間を増やせば、栄養の吸収を助けることができるのではないか、とのことで、実行してみることにする。
今日は牧草クッキーの粉(牧草+フラックスシード+大麦若葉+モリンガ+バタフライピー)を茶漉で振るい、お団子に加えてみた。少し怪訝そうながらも食べてくれた。様子を見ながら比率を上げていく予定。

診察開始が21時半過ぎ。病院を出たのが22時半。

21時までが診察時間であるにもかかわらず、徹底した診察をしていただけたことに感謝しかない。

この主治医に出会えて良かったと心から思うのは、これで何度目だろう。



初代綿毛丸さまの闘病は視界ゼロで進むような感覚だった。

小夏丸さまは「終点はここですよ」と示されたように感じている。

ただ、終点はまだ彼方。道程は見えていない。

なるべくなだらかな道をのんびりと進めるように願っている。

まずは、8月に2歳のお誕生日を祝うこと。

あなたが生まれてきてくれて嬉しいよ!と力一杯伝えること。

それを叶えるために。

絶対に負けない。



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