第三回 成功の下、久しく居るべからず。
ご無沙汰しておりました。今回もタイトルに深い意味はありません。
前回の更新から2週間も経ってるじゃないか…。
はい!
というわけでフライブルク編です!
朝にカールスルーエを出発し、お昼前にフライブルクに到着しました。
フライブルクには6日間ほど滞在しました。内容盛りだくさんでお届けしていきます!

フライブルクはカールスルーエと同じくバーデン=ヴュルテンベルク州に属します。
カールスルーエからさらに南下して、よりスイスとの国境に近いところにあります。
人口約22万人。環境保護で先進的な取り組みをしていることで有名であり、日本でも環境首都として紹介されることが多いです。(wiki出典)
1989年から愛媛県松山市と姉妹都市の関係にあり、市庁舎前の広場にはタイルで象られた松山市の市章があります(一番奥)。

カールスルーエでもそうだったのですが、街の中心部は駅から少し離れたところにあります。
街の真ん中に鉄道を通すといろいろ不都合なのです。
最初の写真が街の中心(旧市街)へつづく道です。徒歩でだいたい10分くらいです。
そしてここが街の中心。とても賑やかです。
奥に見える大きな建物が大聖堂(ミュンスター)です。でかくて写真に入りきりません。

大聖堂の中はこんな感じ。
厳かな雰囲気に悟りを開けそうです。
祭壇

ステンドグラス

大聖堂の建物は大戦で破壊されてしまい、今あるのは修復された姿です。
しかし、ステンドグラスは大戦が始まる前に移動させていたので、この輝きは当時のまま残されているのだそうです。
三つ前の写真にあるように、大聖堂前の広場には露店が並んでいます。
向かって半分から右が商人の市、左が生産者の市となっています。
ただ、私の行った時期は3月初頭で農産物が少なかったため境界はあいまいでした。
お花屋さん。ミニブーケがかわいい!

魚屋さん。市の西端に流れるライン川では鮭が獲れるのでそれらしき魚がたくさんあります。

ほかにも野菜や、木でできた工芸品、石細工のお店が並んでいます。
日本で焼き栗を売っているようにくるみを売っているお店もありました。
お昼は露店で売られていた、パンの間に長いソーセージをはさんだものを食べました。
食べにくさ抜群でした。写真がないのが惜しい。
高台にやって参りました!
さっきの大聖堂が眼下に…!ちなみに大聖堂の塔は登れるんですよ。

ええ、わたくし、普段は大学まで車で通学しておりまして、体力は皆無といってもいいほどでして。
ここまで来るのに途中までエレベーターに乗り、その後、割と急な坂道を上ったのですよ。
息が苦しい。置いていかれる。地獄を見ました。
しかし高いところはすがすがしいです。私の荒い動悸もだんだん落ち着いてきます。
フライブルクは周辺の町村を吸収合併したことにより、広い面積を有しています。
この高台からは360°とはいかないまでも、街をぐるっと見渡せます。
写真の左側は黒い森(シュヴァルツヴァルド)へとつづいています。黒い森についてはまた今度詳しく書こうと思います。

斜面にはブドウの樹が植えられています。
ドイツは白ワインが主流なのですが、この地方はドイツでも比較的暖かいので赤ワインが多く生産されています。
ここも秋になると黒い実がたわわについているのでしょうか。

大聖堂を写した写真の奥に小さく高層の建物が見えると思います。
日本のように高層住宅は人気があるのかというとそうではありません。
フライブルク市民は景観を大事にしています。
眼下に見える美しい街並みを大切に思っています。
旧市街の建物は高くても5階建てです。
そのため街から飛び抜けて見える近代的な高層住宅は街にそぐわないのです。
人気がないので当然費用は値下がりするばかりです。
結果としてそこに住むのは低所得者や外国人労働者たち。
治安が悪くなり、ますます人気は下がる一方です。
こんなにも美しい街にも影があります。
みんなが住みやすい街ひするためには、局地的なスラム化を解消する方法を探さなければならないのかもしれません。
今回はこれにて終了です。
後半戦はつぎの記事で。それではよいGWを!
前回の更新から2週間も経ってるじゃないか…。
はい!
というわけでフライブルク編です!
朝にカールスルーエを出発し、お昼前にフライブルクに到着しました。
フライブルクには6日間ほど滞在しました。内容盛りだくさんでお届けしていきます!

フライブルクはカールスルーエと同じくバーデン=ヴュルテンベルク州に属します。
カールスルーエからさらに南下して、よりスイスとの国境に近いところにあります。
人口約22万人。環境保護で先進的な取り組みをしていることで有名であり、日本でも環境首都として紹介されることが多いです。(wiki出典)
1989年から愛媛県松山市と姉妹都市の関係にあり、市庁舎前の広場にはタイルで象られた松山市の市章があります(一番奥)。

カールスルーエでもそうだったのですが、街の中心部は駅から少し離れたところにあります。
街の真ん中に鉄道を通すといろいろ不都合なのです。
最初の写真が街の中心(旧市街)へつづく道です。徒歩でだいたい10分くらいです。
そしてここが街の中心。とても賑やかです。
奥に見える大きな建物が大聖堂(ミュンスター)です。でかくて写真に入りきりません。

大聖堂の中はこんな感じ。
厳かな雰囲気に悟りを開けそうです。
祭壇

ステンドグラス

大聖堂の建物は大戦で破壊されてしまい、今あるのは修復された姿です。
しかし、ステンドグラスは大戦が始まる前に移動させていたので、この輝きは当時のまま残されているのだそうです。
三つ前の写真にあるように、大聖堂前の広場には露店が並んでいます。
向かって半分から右が商人の市、左が生産者の市となっています。
ただ、私の行った時期は3月初頭で農産物が少なかったため境界はあいまいでした。
お花屋さん。ミニブーケがかわいい!

魚屋さん。市の西端に流れるライン川では鮭が獲れるのでそれらしき魚がたくさんあります。

ほかにも野菜や、木でできた工芸品、石細工のお店が並んでいます。
日本で焼き栗を売っているようにくるみを売っているお店もありました。
お昼は露店で売られていた、パンの間に長いソーセージをはさんだものを食べました。
食べにくさ抜群でした。写真がないのが惜しい。
高台にやって参りました!
さっきの大聖堂が眼下に…!ちなみに大聖堂の塔は登れるんですよ。

ええ、わたくし、普段は大学まで車で通学しておりまして、体力は皆無といってもいいほどでして。
ここまで来るのに途中までエレベーターに乗り、その後、割と急な坂道を上ったのですよ。
息が苦しい。置いていかれる。地獄を見ました。
しかし高いところはすがすがしいです。私の荒い動悸もだんだん落ち着いてきます。
フライブルクは周辺の町村を吸収合併したことにより、広い面積を有しています。
この高台からは360°とはいかないまでも、街をぐるっと見渡せます。
写真の左側は黒い森(シュヴァルツヴァルド)へとつづいています。黒い森についてはまた今度詳しく書こうと思います。

斜面にはブドウの樹が植えられています。
ドイツは白ワインが主流なのですが、この地方はドイツでも比較的暖かいので赤ワインが多く生産されています。
ここも秋になると黒い実がたわわについているのでしょうか。

大聖堂を写した写真の奥に小さく高層の建物が見えると思います。
日本のように高層住宅は人気があるのかというとそうではありません。
フライブルク市民は景観を大事にしています。
眼下に見える美しい街並みを大切に思っています。
旧市街の建物は高くても5階建てです。
そのため街から飛び抜けて見える近代的な高層住宅は街にそぐわないのです。
人気がないので当然費用は値下がりするばかりです。
結果としてそこに住むのは低所得者や外国人労働者たち。
治安が悪くなり、ますます人気は下がる一方です。
こんなにも美しい街にも影があります。
みんなが住みやすい街ひするためには、局地的なスラム化を解消する方法を探さなければならないのかもしれません。
今回はこれにて終了です。
後半戦はつぎの記事で。それではよいGWを!
第二回 遊ばざるもの食うべからず
前回のつづき。タイトルに特に意味はありません。
ビオトープ博覧会を通過して住宅街にやってきました。
そこで待ち構えていたのは……!?
電池回収はおまかせを!バッテリー・イエロー!!

三色分けてね!ボトル・ブラウン!ホワイト!グリーン!

洋服も回収しちゃうよ!クローズ・レッド!!

我らゴミ箱戦隊、マダツカエルンジャー!!!
ってどうですかね。
路上に回収ボックスが設置されていました。
カールスルーエではこんなふうに分別されているようです。
古紙回収のお知らせがそこら中の玄関の扉に。

日本では、燃やすと有害物質が発生するもの以外はすべて燃えるごみに分類されているのではないでしょうか。
私の住む自治体は高温高圧の焼却設備がないので、町内会館の向かいにあるゴミステーションで、ビン・カン(アルミとスチールで分類)・ペットボトル・プラスチック・古紙(紙の種類でさらに分類)に分けて回収してもらいます。これらはそれぞれリサイクル工場に運ばれているのだと思います。
ドイツでは、使えるものはなるべくリユースするそうです。
ビンは割れるかヒビがはいらない限りは洗って何度でも使えます。捨てられる服には古着としてつかえるものが結構あるそうです。
ゴミ事情ひとつとっても日本とドイツではこんなにも違うのですね。
お昼を食べて向かったのは郊外にある住宅地。
ここから中心街へ車で向かったならば30分ほどかかります。

この看板はパークアンドライドを示すもの。看板のうしろにあるのは路面電車の線路です。
たとえばここの住宅街に住んでいる人が中心街へ行きたいとき。車のみで移動する選択肢もありますが、停車所まで徒歩や自転車で来てそこから路面電車で移動するという手段もあります。
中心街からこの付近に用事があるときも同じです。

ここからちょっと離れたところに行きたいときにはカーシェアリングも利用できます。インターネットで事前に予約しておけば、線路のそばに車があるのですぐに移動できます。カーシェアリングについてはまた改めて説明します。
お次はカールスルーエの市庁舎です。
市民への窓口はこことは別の場所にあります。
オフィスの中はこんなかんじ。

ドイツのオフィスは基本的に一部屋に数人しかいません。この市庁舎では一部屋にたったの2人です。
日本のごちゃごちゃした感じとは大きくちがいますね。
この建物は誰でも出入り自由です。
見学に来た人向けに都市計画やそれに関するデータが公開されています。
これはカールスルーエの気温分布です。左上の赤いラインはまさしくライン川です。

こちらは土地の利用区分です。赤が市街地、緑が森林だと思います。

市庁舎を後にして次に向かったのはスーパー。
ただのスーパーではありませんよ!

"Bio"の文字が見えますでしょうか?
ここは有機栽培された商品のみを扱っているスーパーです。食の安全性への意識の高まりからドイツにはこうしたビオスーパーがいくつもあります。普通のスーパーでもビオ製品は売られています。

じゃがいもいっぱい♪さすがイモ大国!

りんごもいっぱい♪ドイツのリンゴは日本みたいに甘くないそうです。

カボチャもいっぱい・・・Hokkaido!?北海道のカボチャの種を持ち帰って栽培されたのではないかと言われています。
写真にはありませんが、このスーパーでは味噌や醤油など日本の食品も売られていました。日本でもなかなか売っていないようなものもありました。
カールスルーエに滞在したのは最初の2日間だけでしたが、ドイツと日本の文化のちがいに驚くばかりでした。
ヨーロッパの駅には改札がありません。扉を開けるとすぐホームです。列車に乗る人が乗車券を持ってるのは当然と思われています。駅に到着するたびに駅員さんが乗車券をチェックしに来るので改札は必要ないのですね。
つぎからはフライブルクでみたものを紹介していきます。次回も読んでいただけたらうれしいです!
ビオトープ博覧会を通過して住宅街にやってきました。
そこで待ち構えていたのは……!?
電池回収はおまかせを!バッテリー・イエロー!!

三色分けてね!ボトル・ブラウン!ホワイト!グリーン!

洋服も回収しちゃうよ!クローズ・レッド!!

我らゴミ箱戦隊、マダツカエルンジャー!!!
ってどうですかね。
路上に回収ボックスが設置されていました。
カールスルーエではこんなふうに分別されているようです。
古紙回収のお知らせがそこら中の玄関の扉に。

日本では、燃やすと有害物質が発生するもの以外はすべて燃えるごみに分類されているのではないでしょうか。
私の住む自治体は高温高圧の焼却設備がないので、町内会館の向かいにあるゴミステーションで、ビン・カン(アルミとスチールで分類)・ペットボトル・プラスチック・古紙(紙の種類でさらに分類)に分けて回収してもらいます。これらはそれぞれリサイクル工場に運ばれているのだと思います。
ドイツでは、使えるものはなるべくリユースするそうです。
ビンは割れるかヒビがはいらない限りは洗って何度でも使えます。捨てられる服には古着としてつかえるものが結構あるそうです。
ゴミ事情ひとつとっても日本とドイツではこんなにも違うのですね。
お昼を食べて向かったのは郊外にある住宅地。
ここから中心街へ車で向かったならば30分ほどかかります。

この看板はパークアンドライドを示すもの。看板のうしろにあるのは路面電車の線路です。
たとえばここの住宅街に住んでいる人が中心街へ行きたいとき。車のみで移動する選択肢もありますが、停車所まで徒歩や自転車で来てそこから路面電車で移動するという手段もあります。
中心街からこの付近に用事があるときも同じです。

ここからちょっと離れたところに行きたいときにはカーシェアリングも利用できます。インターネットで事前に予約しておけば、線路のそばに車があるのですぐに移動できます。カーシェアリングについてはまた改めて説明します。
お次はカールスルーエの市庁舎です。
市民への窓口はこことは別の場所にあります。
オフィスの中はこんなかんじ。

ドイツのオフィスは基本的に一部屋に数人しかいません。この市庁舎では一部屋にたったの2人です。
日本のごちゃごちゃした感じとは大きくちがいますね。
この建物は誰でも出入り自由です。
見学に来た人向けに都市計画やそれに関するデータが公開されています。
これはカールスルーエの気温分布です。左上の赤いラインはまさしくライン川です。

こちらは土地の利用区分です。赤が市街地、緑が森林だと思います。

市庁舎を後にして次に向かったのはスーパー。
ただのスーパーではありませんよ!

"Bio"の文字が見えますでしょうか?
ここは有機栽培された商品のみを扱っているスーパーです。食の安全性への意識の高まりからドイツにはこうしたビオスーパーがいくつもあります。普通のスーパーでもビオ製品は売られています。

じゃがいもいっぱい♪さすがイモ大国!

りんごもいっぱい♪ドイツのリンゴは日本みたいに甘くないそうです。

カボチャもいっぱい・・・Hokkaido!?北海道のカボチャの種を持ち帰って栽培されたのではないかと言われています。
写真にはありませんが、このスーパーでは味噌や醤油など日本の食品も売られていました。日本でもなかなか売っていないようなものもありました。
カールスルーエに滞在したのは最初の2日間だけでしたが、ドイツと日本の文化のちがいに驚くばかりでした。
ヨーロッパの駅には改札がありません。扉を開けるとすぐホームです。列車に乗る人が乗車券を持ってるのは当然と思われています。駅に到着するたびに駅員さんが乗車券をチェックしに来るので改札は必要ないのですね。
つぎからはフライブルクでみたものを紹介していきます。次回も読んでいただけたらうれしいです!
第一回 初めての海外旅行
帰国してから1か月が過ぎました。
重い腰を上げ今日から旅行記をつづっていきたいと思います。
よっこいしょ。
今回参加したツアーは大学生協で春と夏の年2回行われている『テーマのある旅』というものです。
いくつかのテーマに沿ったツアー内容が企画されています。
わたしは『ヨーロッパエコシティツアー8日間』に参加しました。
公共交通政策、エコ住宅、エネルギー政策といったまちづくりや環境政策の現場を視察しました。
ドイツとフランス、スイスの国境に近いところに滞在していたので、初の陸路での国境越えを体験できましたよ!
最初に訪れたのはドイツ・カールスルーエ市。
ドイツ南西部のバーデン=ヴュルテンベルク州にあります。
人口は約28万人、同州ではシュトゥットガルト、マンハイムに続く第三の規模の都市です。(wikiより)
成田を12時半に飛び立ち、フランクフルト空港に16:45到着(まずここにびっくり)。
そこからドイツ版新幹線ICEでカールスルーエへ。駅に着くころにはすでに日が暮れていました。

ここに写っているのは路面電車。向こうではトラムと呼ばれています。
モグラのイラストは路面電車を地下に移設する計画のシンボルだと思われます。
明けて翌日。
窓の外を見るとまだ真っ暗。(追記:実際はもうちょっと明るかったです。写真の加減で暗くなってます)

これは7時半に撮影しました。
日本より緯度が高いので日の出が遅いのでしょう。
朝食を食べて向かったのは街の中心部。
花や野菜の市場になっています。

この花はオランダから輸入したものだそうです。

広場の前を通る路面電車。
路線がずっと伸びています。
移動して向かった先には。

ここがカールスルーエのクラインガルテンのひとつ。
クラインガルテンは日本でいう市民農園にあたります。

クラインガルテンは市民協会(日本ではNPOにあたるもの)で運営・管理されています。
協会の役員は生活にゆとりのある人、つまり定年退職したおじいちゃんおばあちゃんがほとんどだそうです。
クラインガルテンの歴史は長く、1800年代初頭に協会が設立されました。
当時、工場の労働環境は非常に悪く、健康を害する人が多くいました。彼らの健康回復のために自然と触れ合う場を提供することが目的の一つでした。また、あまり裕福ではない労働者の子どもたちが手軽に自然に触れられるようにする役割もありました。
現在は、余暇の楽しみや癒しの空間として利用されています。

クラインガルテンは同じ市内にいくつもあり、ドイツ全土に広がっています。
ドイツの人々にとってはかけがえのないものなのだと思います。
さて、ここは何だと思いますか?

散歩道のある公園のように見えますが、実はこの地下には道路が通っています。
このすぐそばには住宅地が広がっており、もしこの道路が地上にあれば近くの住民は騒音に困っていたでしょう。
道路を地下につくるだけでなく、緑で覆うことで住民の憩いの場として利用することができるようになりました。
この道を歩いていると、乳母車を押すお母さんやものすごいスピードで自転車をこぐ子どもたちと何度もすれ違いました。
こんなものもありました。

果樹のある草原といってドイツの農村の伝統的な風景です。
これはビオトープの役割を説明するため、ここにつくられたのだと思います。
ビオトープとは生物の生息空間です。
たとえばこの果樹のある草原。もし、ただの草原であれば草原に住む昆虫や動物にとっては問題ありませんが、樹木を住処とする生物はここには住めません。両方の植物があるおかげで生物たちは同じ場所に共生できます。

ドイツ語の看板は読めません……。
他にもいろんな種類のビオトープがつくられていました。
背丈の高い草を生やしたもの、朽ち木を置いたもの、岩場を擬似的につくったもの。
それぞれにしか住めない動物がいます。
この辺一帯はまるでビオトープの展示会場のようでした。
カールスルーエについては次にもう一回書きます。
今日はこの辺で!
重い腰を上げ今日から旅行記をつづっていきたいと思います。
よっこいしょ。
今回参加したツアーは大学生協で春と夏の年2回行われている『テーマのある旅』というものです。
いくつかのテーマに沿ったツアー内容が企画されています。
わたしは『ヨーロッパエコシティツアー8日間』に参加しました。
公共交通政策、エコ住宅、エネルギー政策といったまちづくりや環境政策の現場を視察しました。
ドイツとフランス、スイスの国境に近いところに滞在していたので、初の陸路での国境越えを体験できましたよ!
最初に訪れたのはドイツ・カールスルーエ市。
ドイツ南西部のバーデン=ヴュルテンベルク州にあります。
人口は約28万人、同州ではシュトゥットガルト、マンハイムに続く第三の規模の都市です。(wikiより)
成田を12時半に飛び立ち、フランクフルト空港に16:45到着(まずここにびっくり)。
そこからドイツ版新幹線ICEでカールスルーエへ。駅に着くころにはすでに日が暮れていました。

ここに写っているのは路面電車。向こうではトラムと呼ばれています。
モグラのイラストは路面電車を地下に移設する計画のシンボルだと思われます。
明けて翌日。
窓の外を見るとまだ真っ暗。(追記:実際はもうちょっと明るかったです。写真の加減で暗くなってます)

これは7時半に撮影しました。
日本より緯度が高いので日の出が遅いのでしょう。
朝食を食べて向かったのは街の中心部。
花や野菜の市場になっています。

この花はオランダから輸入したものだそうです。

広場の前を通る路面電車。
路線がずっと伸びています。
移動して向かった先には。

ここがカールスルーエのクラインガルテンのひとつ。
クラインガルテンは日本でいう市民農園にあたります。

クラインガルテンは市民協会(日本ではNPOにあたるもの)で運営・管理されています。
協会の役員は生活にゆとりのある人、つまり定年退職したおじいちゃんおばあちゃんがほとんどだそうです。
クラインガルテンの歴史は長く、1800年代初頭に協会が設立されました。
当時、工場の労働環境は非常に悪く、健康を害する人が多くいました。彼らの健康回復のために自然と触れ合う場を提供することが目的の一つでした。また、あまり裕福ではない労働者の子どもたちが手軽に自然に触れられるようにする役割もありました。
現在は、余暇の楽しみや癒しの空間として利用されています。

クラインガルテンは同じ市内にいくつもあり、ドイツ全土に広がっています。
ドイツの人々にとってはかけがえのないものなのだと思います。
さて、ここは何だと思いますか?

散歩道のある公園のように見えますが、実はこの地下には道路が通っています。
このすぐそばには住宅地が広がっており、もしこの道路が地上にあれば近くの住民は騒音に困っていたでしょう。
道路を地下につくるだけでなく、緑で覆うことで住民の憩いの場として利用することができるようになりました。
この道を歩いていると、乳母車を押すお母さんやものすごいスピードで自転車をこぐ子どもたちと何度もすれ違いました。
こんなものもありました。

果樹のある草原といってドイツの農村の伝統的な風景です。
これはビオトープの役割を説明するため、ここにつくられたのだと思います。
ビオトープとは生物の生息空間です。
たとえばこの果樹のある草原。もし、ただの草原であれば草原に住む昆虫や動物にとっては問題ありませんが、樹木を住処とする生物はここには住めません。両方の植物があるおかげで生物たちは同じ場所に共生できます。

ドイツ語の看板は読めません……。
他にもいろんな種類のビオトープがつくられていました。
背丈の高い草を生やしたもの、朽ち木を置いたもの、岩場を擬似的につくったもの。
それぞれにしか住めない動物がいます。
この辺一帯はまるでビオトープの展示会場のようでした。
カールスルーエについては次にもう一回書きます。
今日はこの辺で!
