最近元気になっていた反動なのか鬱っぽい気分が脳内の大部分を占める日が増え、世間は春の始まりにむけて準備を進めているというのに相も変わらず布団の中でどうしようもない過去ばかり考えていました。

 

なんてことをいうと深刻な精神異常を抱えている風ですが、まぁこれまでの25年間で弱っている自分を客観的に考える術だけは身に着けておりますので、下手に自分の弱い所を刺激しすぎず、かといって考えないようにと必死になりすぎず、のらりくらりと呻き声を上げながら気分を上げていくのが一番だと理解しています。

 

ストレスが溜まると暴食してしまうタイプなのですが、今回は初めて何も食べることができなくなる事態を体験し、こんなこと本当にあるんだなと感動しながら水分補給だけ行っていたのですが、今日の昼頃ようやく腹がぐぅと鳴り、その間抜けな音に少しだけ笑うと外に出る元気が湧いてきました。

 

なので、いつものスーパーを避け、最近開店したばかりの所に行ってみました。

 

店内はなんとなく明るく感じ、見たことない商品が立ち並んでるのを見るとワクワクしてきます。

普段行くところよりも洒落れているお惣菜が多いなとか、その代わりに値段設定が高めだなとか、マリトッツォが沢山仕入れられているが流石にブームは終わったんじゃないかとか考えながら、店内を歩きました。

 

特に買うものは決めていなかったので、あまり高くないレンチンすればすぐに食べれるような弁当を買おうと思って見てみると、150円引きの値札が張られたパスタを見つけました。

このパスタのみすぼらしさといったらありませんでした。

パックの上からみるだけでも、明らかに、一部が乾燥のせいで白っぽく変色しているのです。

 

パッケージにはレンチンして混ぜて食べろと書かれているのですが、ほんとにこの干からびた麺が食べれる状態になるのか!?と逆に興味をそそられてしまいました。

 

悩んだ末に、私はそのカピカピにしか見えないパスタを購入することにしたのです。

 

私は昔からこういう癖があり、お店で売られている物になんらかのミスを感じた時、それを避けるのではなく、本当にミスでこうなってしまったのか、それとも店側としてはそういう商品として売り出しているのか、確かめたくなるのです。

以前も回転寿司で注文したケーキに写真では乗っていた生クリームが見当たらず、写真が詐欺だったのか生クリームの乗せ忘れなのか確かめるためにもう1皿注文したことがあります。

結果的に2皿目には生クリームが乗っており1皿目のミスを確かめることができました。

 

その後、別に1皿目のことに関して店側に文句を言うわけでもなく、なんとなく真偽を確かめずにはいられないのです。

 

ということで買ってきたカピカピのパスタ、これもレンチンすることで美味しくなるのかどうか、食べてみました。

結果的にそのパスタは混ぜていくうちに嘘のように本来のツルツル感を取り戻し、ソースの絡んだ美味しいパスタをいただくことができました。

 

あの商品、絶対見た目で購買意欲を損なっているので、なんとかレンチンする前のカピカピ感を無くす努力をしてほしいところです。

 

と、いうような一日を今日は過ごし、パスタを食べた以外には何も特筆すべきことのない一日でした。

ブログの内容を充実させるためにも、なにか実のある日々を送りたいものですね。