こんな経験はないでしょうか?

忙しい時に緊急の要件が追加で来る。課題が終わらない日に限って憧れの先輩から誘いが来る。疲れている日に乗る電車はいつも満員だ。

まぁ日本にはことわざという分かりやすくまとめられた先人の知恵がありますので引用させていただくと、泣きっ面に蜂というやつです。

 

世の中というのは、同じ性質のものが引き寄せられるように出来ていると私は思っています。

忙しくしていると忙しい事が引き寄せられてくるし、疲れてるときは疲れるような出来事が引き寄せられてくる。

まぁこれらのことは摩訶不思議な理不尽というわけではなく、自分の精神状態で同じ物でも見え方が変わるというだけだとは思うのですが…。

 

しかしこれらの現象はネガティブなことだけではなく、ポジティブなことにも起こり得ます。

つまり、何かに熱中してやる気が満ち溢れているときは、他のことへのやる気も出しやすい、といったような現象です。

 

つい最近までの私がまさにそれで、漫画原作賞への作品作りを始めて以来、イラストの練習もするし、自炊は始めるし、ブログは毎日書くといった具合に、色々なことへ意欲的にチャレンジしていくことができました。

「やる気は、やりはじめてから出る」というどうにも納得できない理論を聞いたときはふざけるなと思いましたが、今では頷く他ありません。

たしかに、やりはじめたら、やる気は出ました。

 

さて、このように一つの事柄への熱意が他にも伝播していくことは理解していただけたと思いますが、この現象には弱点があり、大体想像できるかもしれませんが、中心となる事柄が終わってしまった場合、他のことへの熱意も芋ずる式に失われてしまうのです。

 

最近ブログの更新をサボり気味になってしまっていたのはまさにそれが原因でして、漫画原作賞への投稿が終わって、私の中の熱意は次々に消えてしまった訳ですね。

 

これはいけないと思い、とにかく次の目標を何かみつけてそれに向けて動き出さないとまた以前のくそみたいな無職の自分に戻ってしまうと危機感を覚え、見つけたのが小説です。

 

元々私は、大学生のころ小説家を目指しており、ライトノベルの大賞に投稿していたこともありました。

言うまでもなく、クオリティは小学生の作文を難しく言い換えた程度の作品でしたが。

とにかく文章を書く仕事につきたいと思う気持ちはありました。

 

そこで、まぁダラダラと色々なところを探していたら、Nolaという小説執筆サイトを見つけました。

 

プロットや設定などを分かりやすく保存でき潤滑な執筆活動をサポートするといったサイトで、これは素晴らしいとさっそく登録いたしました。

なんとこのサイト、作り上げた小説を、5000円程度の費用で電子小説として出版することができるというのです!

 

さすがに今の自分が書いたものが売れると思うほど自惚れてはいない私ですが、このサイトのハードルは非常に低く思え、私でもそんなに遠くない未来に小説発売まで簡単にたどり着けるのは魅力的だと思いました。

 

ということで、日々の活力復活と、はるか遠くの小説家デビューのため、とりあえずは、Nolaの運営会社が開催している次世代作家大賞なるものに目標を定め、小説の執筆をしていきたいと思います。