ライフという映画を見ました。

ざっくりとしたあらすじは、ISSで火星の生物を調査してたら暴れだしてヤベって感じの奴ですね。

 

面白かったです!

感想を長々と語ったりはしないのでタイトル詐欺かもしれないですが…。

 

今まで言ったことはありませんが、私は映画がかなり好きです。

本当はめちゃくちゃ好きなのですが、映画を見た本数が所謂「映画好き」の方々に比べて少なく、映画好きトークみたいなものを仕掛けられてもろくに盛り上げることができない浅い映画オタクなので、好きなものの話をするときは「かなり」などの前置きをしてしまいます。

好きなものへの熱量がめちゃくちゃ強い人尊敬してます。

 

私は大学時代シネマクラブに所属しており、未熟ながらも映画の撮影などしておりました。正直クオリティの低い作品を大量に作り出していたことは黒歴史といって差し支えないのですが、まぁ歴史は歴史というもので、あの頃の経験が今の私の価値観に影響を与えた部分はあるだろうなと自覚しています。

そのサークルはかなり緩いもので、大体の部員が適当な映像作品、10分程度のショートストーリーを作り、学園祭で年二回発表するようなものだったのですが、一つ上の先輩に居る場所を間違えてるだろって思うほどレベルの高い人が居まして、その人が宇宙の映画ばかり作っていたことを思い出しました。

 

他の部員の能力の限界が動画を切って貼ってを繰り返す程度の編集だったのに、その先輩だけは3Dで宇宙空間を作り出すところから合成するところまで可能で、私は演者としてライトセーバーを振るう演技をしたことがあります。

 

なぜあんな弱小サークルにそんな人が居たのかはいまだに謎ですが、先輩は結局映像の道には進まずにエンジニアになったそうです。

映像は趣味で良い、好きなことは仕事にしたくない。なんて悟ったようなことを言っていた気がします。

 

私としては仕事を好き嫌いではなく出来る出来ないで考えた方がいいと思っているので、好きでも嫌いでも出来ることをやればいいのにと思っていましたが、当の自分は勤めていた会社の業務が嫌いすぎて辞めてしまったので何も言えねぇなぁと思いました。

 

他のサークルの先輩は映画を作る会社に入った人も多いですがいい噂を聞いたことはありません。

映画を見てるときに余計なこと考えずに見れるようになりたいですね。