今までのブログでお伝えした通り、私は漫画原作者を志しているわけですが…。

モチベーションを保つのはなんと難しいことでしょうか!!

昨日、いつもより気合を入れてガッツリ書き進めた反動で、本日は朝から今に至るまで何もせずに過ごしてしまったのです。

 

何もせずに、という言い方は少しフェアじゃないので正確に表現しますと、ベッドで寝っ転がってひたすらTwitterのタイムラインを更新したり、お湯を沸かしてカップ麺を食べながらゲーム実況配信を見たり、一度読んだことのある漫画を読み直してみたり。

そういう、おおよそプラスになることがなさそうな行動に時間を費やしてしまいました。

 

まさしく1日を浪費した気分です。

浪費というと金の無駄遣いばかりイメージしてしまいますが、ホントに贅沢なのは時間の無駄遣いで、なんの生産性もない時間を過ごすなどということは、大富豪の老人には出来ないでしょう。

今しか出来ぬ最高の贅沢なわけですが、流石に罪悪感が沸いてきます。

 

そんな時、何をするかというと、ブルーピリオドを読むわけですね。

ご存じでしょうか?

最近大人気の美大漫画で、主人公の矢口はとてつもない努力をして絵を描いています。

漫画の人物に触発されてやる気を出すなんて一昔前なら馬鹿にされていたかもしれませんが、この年になってみるとフィクションの人物への憧れは、幼少期よりも純粋なものになっている気がするのです。

 

彼も頑張っているのだし、自分はその十分の一ぐらいならば頑張れるのではないだろうか?

そう自分自身に問いかけます。

 

すると、頭の中の怠惰な自分がバツの悪そうな顔をして、やれやれと立ち上がるのを感じました。

結果的に、怠惰なだけになりかけた今日一日は、ラストスパートだけやや頑張って、ほんの少しの成果をあげることができたでしょう。これは自己評価なのであてになりませんが…。

 

結局漫画を読んでいた時間を考えれば、読まなかった方が絶対効率的なのですが、一旦ブルーピリオドを挟むことによって、よしよし自分も漫画の登場人物のようになりたいなぁと思いなおすことが、僕にできる精いっぱいのモチベーション維持方法なのです。

 

頑張るとはなんと難しいんでしょうか。

それがやりたいと、心の底から思っているのに頑張れないのは何故なのでしょうか?

そうしようもない自分と、それでも付き合って生きてます。