インプラントにしておいて、よかったね! | 埼玉県上尾市で歯医者をしている院長ブログ

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埼玉県上尾市で歯科医院を平成10年より開院しています。
歯周病の治療・むし歯予防に力を入れて、衛生士さん・歯科助手さんと共に歯科チーム医療の実践を行っています。
院長の渡部 裕之(わたなべひろゆき)が診療室でおこる日々の出来事や、その日思ったことを綴ります

 先日、いらした患者様のお話しです。お二人ともに十数年前に

当院でインプラント治療を受けられ、以来定期検診に必ずご夫婦

でずっと通っていらっしゃいます。とても若々しく仲の良い素敵

なご夫婦です。その方が、とあるお店で「紫いも」を使った”お

いしそうな”おやつをお買いになったそうです。レジのわきによ

く置いてあってお値段もお手頃な、ついつい手に取ってしまうあ

りがちなパターンですよね。さて、夕食後の団欒でそのお菓子を

召し上がったところ、味がとても薄く、何より「ものすごく硬

かった」。でも、二人とも「お互いインプラント治療受けたか

ら、こんなに硬いもの食べられて、よかったね!」としみじみ語

り合いました、とさ。めでたし、メデタシ。うれしいですよね。

こんなこと言っていただいて・・・歯医者冥利に尽きる、とはこ

のことでしょうか
)^o^(   


 でも、話はこれだけで終わりませんでした。後日、久しぶりに

おうちへ戻られた息子さんが、入れ物に入っていた例の「紫い

も」のお菓子を見て一言「なんでここにドッグフードが入ってい

るの
?!」。お二人で仲良く分け合って召し上がった“お菓子“、

実は人間様用のモノではなかったんです。硬くて味が薄くて当然

ですね
(僕自身、味見したことないのでわかりませんが…(笑)

 何はともあれ、モノが不自由なく召し上がれるって、ほんとう

に幸せなことですよね!