銀座七丁目にひっそりと佇む、女性主人が営む魚料理中心のカウンター割烹です。魚は築地だったり産地直送だったりするそうです。さらにはご本人が釣ったものの場合もあるみたいです。
料理は日替わりで主人の智栄さんがその日の魚と相談しながら出していきます。お任せコースにしました。
スタートは毛蟹と金時芋のコロッケ。
明石の鯛
智栄さん曰く 上二枚は素材としての鯛で下二枚は料理としての鯛だそうで、切り身にしないで四日間醤油や塩などにつけているそうです。 新鮮な鯛の旨味と、深みのある白身の旨味を両取りできる一皿です。
銚子のマコカジキ
上に乗ってるのは筍でエゴマの葉の醤油をつけて楽しみます。食感もカジキの味わいもとても立体的です。
鹿児島カツオ
かきのもとに天然すだちを合わせます。
焼いたマゴチに昆布出汁
あとはお湯をかけただけだそうです。昔、実家で焼き魚食べたあとはお湯と醤油かけて飲まされましたよね。あの上品版といった感じです。
焼いた先ほどの鯛
ふっくら、脂も乗ってます。
焼きオナガダイ
木更津のピーナッツ味噌とイチヂクです。焼いた皮とピーナッツの香ばしさが相性抜群です。
大間のマグロのはらかみとネギと平茸と里芋
超贅沢ねぎま鍋です。
里芋ご飯
どこかのお店での修行経験がほとんどない女主人の北山智栄さんは直感的にこの魚をどう食べるかどう食べたいかを考えながら作るそうです。すごい!
この日は不在だったのですが、寿司職人の方もいて握りも少し食べれたりするそうです。
また日本料理とは違う魚へのアプローチを見せる素敵な店に出会いました。