今回は感想文のようなものです。

 

私って小説を読むと心が揺さぶられやすいんだなと思う。

感じ方は人それぞれだと思うけど、主人公の感情にとても共感してしまうよりかは、考え方の違いに気づいて自分の考えを見つめるきっかけになりやすい。

 

昨日は従姉妹と会った。従姉妹は小説を書くので、それを読ませてもらった。

作品のうちのひとつは、日本で信じられるのとは違うような宗教観が入った不思議な世界観だった。

日本で日常で宗教の違いを意識したことはないけど、宗教について考えるとあることを思い出す。

倫理の教科で、宗教的な行動とは自分の力を超えた何かと関わろうとする行動、とある。日本でも、無自覚ですることが多い。歴史的に宗教は対立することがある。

宗教だけじゃなくて、日常で信念(正しいと信じる自分の考え)で対立することって多い。でも、私は信念って正しい正しくないってないんじゃないかと思う。ある考えが自分に合っても、正しいんじゃない。ある考えが自分に合わなくても、正しくないんじゃない。みんな日々正解がないものを信じている。そう思うのだ。

 

小説に戻ると、主人公は日本人の、悩みを抱えた人だ。主人公が宗教色の強い地域に行った。私は宗教色の強い地域に行ったことがないけど、違う宗教にズンと入る感覚を生々しく体験しているようだった。