2017年生まれのやんちゃBOY(ダニエル)と、2021年生まれのワンパク弟(コキンちゃん)の育児に奮闘中のふわりです

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だいたい月に一度、告知記事＆開催報告ありますが、基本的には１人のママとし書いています。

育児していく中で、少数派だった事についての体験を発信することで、一部のママ達のお役にたてればと思って書いています。

しばらくの間、お産の振り返りについて、連続記事を書いています。

上の子を逆子の為、予定帝王切開で出産。

3年10ヶ月後に次の子を経腟分娩で産む予定でしたが、お産が進まず、２日目に遅発一過性徐脈が続いたので、帝王切開になりました。

帝王切開後の経腟分娩にトライすることをTOLACと言います。

わたしが知りたかった大まかなことは

①1日目の誘発がうまくいかなかったのはなぜか？

②帝王切開を避ける道はなかったのか？

③やり直すとしたら、どこか？

です。

その視点で検討していくにあたり、分かりやすくするために、時系列ではなく、出産日のことから書いていきます。

誘発1日目の夜のこと

5時半起床で、体操、入浴してから入院し、一日誘発分娩に挑んだため、部屋に入ると疲れて寝た。

↓

22：30頃、トイレで目が覚めて、ついでにお産の本を読み返して、反省会。

お産が進まない時に効果のある体操を調べて、覚える。

主に参考になったのは、写真にはないこの本

最適な姿勢・呼吸&サポートがイラストでわかる! 出産準備パーソナルレッスン: ペリネケア・メソッド/骨盤底筋群を傷めない妊娠・分娩中のケア (女性の美と健康をささえるGasquetアプローチ)

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↓

23：00頃　胎動がないかも？と気づき、カウント開始。0時まで１時間胎動がなかったので、ナースコール。

↓

0：11～30分間　モニター計測

途中で胎動もあり、モニターも正常と言われた。

疲れていたので、その後も寝たけど、夜間ずっとおとなしかった、いつもより元気がなかった、という印象で、不安だった。

ハイリスク妊婦は、夜間も連続モニタリングするべきだった。

（オペ歴＝TOLAC+高齢+前日に変動性一過徐脈あり）

連続モニタリングしていないので、あくまで推察であるが、胎動のおとなしさと、この後の経過を考えると、誘発二日目に頻発した遅発一過性徐脈（以下LDと記載）は、夜間から始まっていたと思われる。

少なくとも、運動を始めた後に起こっていた可能性。

誘発2日目のこと

AM5：30起床（朝から絶食）

トイレと身支度を済ませつつ、7時ぎりぎりまで、たくさん体操をした。（四つ這いで、お尻を高く上げてフリフリするのをメイン）

階段昇降も、1階から3階まで往復した。

誘発が始まると、点滴をつけて大きな動きはできないため、今日中に産まなければと必死だった。

【誘発二日目の経過】

7:02 モニタリング&誘発剤（以下、アトニン）開始

7：35～LD頻発

前日のDr.指示で７時に開始している。

当日のモニタリング結果＋スコアで、再開を検討するべきだった。

7：45の内診

子宮口　４㎝（↓）※カッコ内は前夜比
児頭の位置　－２（→）
頚部の硬度　中（→）
頸管展退度　５０％（↓）
子宮口の位置　後方　（→）

Bishopスコア　５点

（厚生労働省から、オキシトシン薬剤＝アトニンでの誘発の場合、9点以上を推奨）

全然いけそうもない評価

夜勤の助産師から7：30「張ると少～し心拍落ちるね」と言われ、

8：30には「落ちなくなってきたね」と言われた。

→

このせいで、安心して体操を開始してしまった。（8：45の内診後）

現実には、7：00～「落ちなくなった」と言われた8：30の間に6回も落ちている。

8：30～日勤者へ交代するまでの間にも2回LDあり、夜勤者対応の時間だけでLD8回あり。

さらに、7時台には、Vari②の記載あり（字が汚くて読めないが、おそらく）

②の文字が解読合っていれば「胎児心拍数基線変動が減少」の意味で、ベビーの動きが減っている。

そういう状況にも関わらず、30分毎にアトニン増量している。

モニターから、アトニン増量→LD連発→LD落ち着く→増量→LD連発の繰り返しに見える。

8:30の増量をせずに、OFFして、院長に報告すべきだったのでは？

または、日勤交代のタイミングで、相談すべきだったのでは？

病院のやり方として、ルーチン指示で２日目の誘発を開始しているのが問題あり。

前日17:30の院長指示が、当日の状況より優先されている。

開始直後からLD頻発しているのにも関わらず、助産師が院長に報告していない為、院長診察も行われていない。朝イチ、または日勤交代のタイミングで、院長が内診、モニターチェックしていれば、すぐに対応（誘発剤の中止や、帝王切開判断）した可能性大。

少なくとも7:30、8:30、8:45の3回は、院長報告、再検討のタイミングがあったはず。

ルーチン指示と、担当した助産師の独断で、どんどんアトニンを増量したせいで、母子ともに危険にさらされた。

８：４５日勤者に交代して、内診

子宮口　４㎝（→）※カッコ内は朝イチ比
児頭の位置　－２（→）
頚部の硬度　内子宮口　硬(↓)　外子宮口　中（→）
頸管展退度　５０％（→）
子宮口の位置　後方　（→）

Bishopスコア　４.５点（↓）

９：００　アトニン増量

→LD発生　9:02、9:17、9:47、9:57

それなのに

１０：０２　アトニン増量！！（結果的にこれが最後）40㎖／ｈへ

→LD10:07～アトニンOFFの11時頃までに9回もあり

アトニンOFFが遅すぎる!!!!

※前日、変動性一過徐脈が起こった時には、直後にOFF。数人のスタッフが飛んできて、複数人で緊急対応している。

１０：３０　院長へ報告

その時の記録に「アトニンキープ」とある。

なぜOFFしない？

10:37　酸素吸引開始しているのに、なぜか、まだアトニン40㎖／ｈキープ！

バースプランに、小まめに状況を教えて欲しいと書いたのに、日勤者からわたしへの報告がない。

10：30に初めて「横向きに寝てもらえますか？」と言われ、37分に酸素を吸わされ、びっくりして恐怖に固まっていた。

※心音が大きく落ちないとアラームは鳴らないようで、アラームは鳴らないし、大きく落ちる波形は出ていないので、時々モニターを見ていても全く分からず、危険な状態だとは知らなかった。

※これ、右の丸ついてるところが危険なやつで、左の落ちてるのは大丈夫なやつだそうですが、素人には違いが全く分かりません。どちらも胎動の時に出るやつかと思ってました。

その為、今日中に産まなければと焦っていたわたしは、8：45～10：30まで体操したり、座位になったりしていた。

　↓

モニターから読み取るに、わたしが動くと陣痛が促進され、それに伴って遅発で心拍が落ちている。→結果的に、体操でよけいに苦しくさせてしまった。

１１：０５　院長内診

子宮口　４㎝（→）
児頭の位置　－３（↓）

※その他の評価は記載がないので、最終的なビショップスコアは不明

母体の成熟化は全く進まないのに、薬でぎゅうぎゅうに締め付けられて、胎児が押し戻されている。

１１：１０　オペ決定

※オペ決定からモニターの記録をもらえた12：05までの間にもLD5回

※ここまでの経過を紐解けば、何も知らされずにオペ室でオペ準備が始まり、泣いた時に「もう少し様子を見れないんですか？」と言ったのを、鼻で笑ったのも納得だけど、逆に言えば、担当助産師は、胎児が危険な状況だったと認識していたという証拠で、それにも関わらず、院長報告せずに３時間近く放置したのはあり得ない。

しかも、「誘発剤を切ったから落ち着いただけだからね」と言ったが、実際には落ち着いてなどいなかった。

１２：３０　オペ開始

１２：３５　誕生

術後の評価

子宮は薄いものの破裂しそうな状態ではなかった
胎盤の重さが729g

※平均が500ｇであることから、代償性増大の可能性（機能低下を補うために大きくなった）

胎盤の石灰沈着2ヶ所あり（危険な程ではなかった）

※胎盤の老化…胎児に十分な酸素・栄養を運べなくなる

へその緒は平均値

院長から、手術直前に夫と一緒に受けた説明では、胎児が危険というより、子宮破裂の可能性が高まっているという印象を受けた（夫も同意見）が、実際には胎児がギリギリの状態だった。

もう少し遅ければ、慢性的な長時間の酸欠により、胎児死亡、または後遺症の可能性があって、そうなるギリギリのタイミングだったと分かった。

そもそも、手術前の院長が、胎児の危険性を正確に把握していたのか？疑問。

(帝王切開決定は、助産師からのLD頻発の報告と、内診結果からの結論で、モニター結果を自分の目で確認してない可能性。)

後日、医療記録を元に理事長から受けた説明では、終始胎児機能不全、赤ちゃんが危険だったと繰り返していたが…

看護記録でも、手術前の院長より理由説明の内容を下記のように書いています。

「児頭高い状態でのストレスがかかっている。昨日の方がまだ降下していたが、今日は上がっていた。また子宮筋層がうすくなっており◯◯(解読不能)にもストレスがかかっているためにC/Sとした」

流れからして、最初に出てくる「ストレス」は、子宮へのストレスで、2回目に出てくる「ストレス」がベビーなのでは？

そうだとすれば、受けた印象通り、院長は子宮破裂のリスクメインで帝王切開に踏み切ったことになる。

ひとまずは、レポートのみとします。