UCI WWT 2017レビュー♯6:アムステルゴールドレース@オランダ | 今日もチェレステの下で

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子供の頃からの憧れ。Bianchiのチェレステカラーのロードバイクを購入したその日からの、サイクリストとして成長していく日々を綴っていきます。

女子ワールドツアー(WWT)も、男子WT同様に、今週はアルデンヌクラシック週間。

まずは4/16のWWT第6戦。


アムステルゴールドレース
✳uci


ファンデルブレゲン、渾身の独走V‼‼
ボエルス・ドルマンスが1-2フィニッシュ‼

リオ五輪金メダリストにして、ヨーロッパ女王のアンナ・ファンデルブレゲン(ボエルス・ドルマンス)が、後続に1分弱のタイム差をつけて逃げ切り独走。見事に地元オランダのビッグレースを制してみせました‼

ファンデルブレゲンは、同僚のリジー・ダイグナンと連携して、超強力な逃げグループからのアタックを決めました。

逃げグループは、この2人に加え、現WWT総合リーダーのコリン・リヴェラ(サンウェブ)、第4戦までリーダージャージを着ていたエリーザ・ロンゴボルギーニ(ウィグル・ハイファイブ)、U23世界女王ケイシア・ニエウィアドーマ(WM3)、女子ワールドカップ総合優勝経験者アンネミック・ファンフレウテン(オリカ・スコット)の計6名。いずれも今シーズンのWWT各戦上位常連ですね。

ファンデルブレゲンは、昨シーズンで"消滅"したラボ・リブ(今のWM3)から、ボエルス・ドルマンスに移籍。これまでのクラシックシーズンで大きな結果を残せずにいましたが、遂に、今シーズンWWT初勝利を成し遂げました。

ボエルス・ドルマンスにとっては、第2戦ロンド・ファン・ドレンテでのディデリクセン以来のWWT勝利。

アムステルゴールドレースのウィメンズ版は14年ぶりの開催だったようです。そこでオランダ籍チームのオランダ人選手が勝利した意義は大きいですね。



2位は、ゴール直前の4人勝負のスプリントを制したリジー・ダイグナン(ボエルス・ドルマンス)。最強チームのクラシックエースが見事な快走で先着。ボエルス・ドルマンスが1ー2フィニッシュを決めてみせました‼
ダイグナンは初戦ストラーデ・ビアンケ以来のポディウム。

ダイグナンが、スプリントで勝った瞬間、観客に向けて見せたアピールがカッコいい‼(*^^*)


オランダ開催の5日間のステージレース、ヘルシー・エイジング・ツアー(4/5~4/9)で支配的な勝利を重ねたボエルス・ドルマンス。チーム全体の調子が上向いてますね。




3位は僅差で、ケイシア・ニエウィアドーマ(WM3)。今回もレースに火をつける快走を見せた彼女。ファンデルブレゲンのアタックにはついていけませんでしたが、ダイグナンと同じく、ストラーデ・ビアンケ以来のポディウム登壇を達成。いつも良い走りを見せているので、勝利が欲しいですね。








✳cyclingnews

スプリント判断ミスで惜しくも4位となったファンフレウテン。彼女の強力なアタックがレース終盤を大きく動かしました。



✳cyclingnews

ロンゴボルギーニは5位。スプリントに持ち込まれると厳しいですが、久し振りに上位に食い込みました。強力な登坂力を持つ彼女。アルデンヌクラシックの残り2戦は次なる勝利を狙うチャンスですね。



✳cyclingnews

先頭逃げグループに残りながらも、最後の最後、登坂で千切られたリヴェラが6位。力尽きましたが、「スプリンター」として括るには余りある器の大きさを見せました。総合リーダージャージは堅守。




総合ランキングの詳細は、アルデンヌ3連戦が終わったら確認します。今回も好成績のファンフレウテンが2位に。リヴェラを射程圏内に入れています。





アムステルゴールドレースでの、3強チームのロースターを振り返りましょう。


ボエルス・ドルマンス
✳facebook/boelsdolmanscyclingteam

地元の最強チームのプレゼンテーションを見守るオランダの大観衆‼‼熱気が伝わりますね。
注目は米国チャンピオンジャージを纏ったメーガン・グアルニエ。2月のレース中事故での負傷から戦線に復帰しました。ステージレースを見据えた初代WWT女王の復調ぶりも注目したいですね。






ウィグル・ハイファイブ
✳facebook/WiggleHondaProCycling

実は萩原麻由子選手が、アムステルゴールドレースに参戦していました‼初戦ストラーデ・ビアンケ以来のWWTでしたが、残念ながらDNF。次戦のフレーシュワロンヌのロースターにも名を連ねているので、期待しましょう。( ´∀` )b

FDJからは與那嶺恵理選手も参戦していたようですね。50位完走。



WM3
✳facebook/WM3ProCycling

ニエウィアドーマが孤軍奮闘しています。今戦もそうですが、ニエウィアドーマ以外の選手が上位に絡めていないのが辛いところですね。現オランダ女王アヌースカ・コースターにもっと頑張ってもらえると面白くなりそうです。注目はマリアンヌ・フォス様の復帰。4分半遅れの53位でした。フォス様の復調はなかなか難しそうです。


最後はUCI公式のハイライト映像です‼

注目は、ボエルス・ドルマンスのリジー・ダイグナン‼‼

ファンデルブレゲンにアタックを決めさせた"目配せ"での連携、スプリントを制した時のカッコ良さ‼
リジーの男気溢れる姿に惚れそうですwww
(*´∀`*)ポッ


次戦は、フレーシュワロンヌです‼
明日スタートですよ‼

えらいこっちゃ❗\(゜ロ\)(/ロ゜)/