明かりをつけた私は思わず

 

嫁さんの表情を見て驚愕するのでした

 

その時の嫁さんの表情は

 

目はバッキバキで血走り

 

強烈に歯を食いしばりながら

 

顔がひきつっており

 

物凄く苦しんでるように写っていて

 

あまりに突然の事で私自身

 

目の前の現実についていけず

 

どう対応していいのかも分からず

 

嫁さんに声をかけてあげる事しか

 

出来ずにいました。

 

数分後少し落ち着いたのか

 

こちらの声掛けに反応してくれた嫁さん、

 

目からは溢れ流れる涙と共に

 

『ごめんね…』

 

と私に言ってきました。

 

その時の私は嫁さんの何が

 

『ごめんね…』なのかも理解せず、

 

ただ酔っ払ってるだけと思い込んでおり、

 

あの表情を見てそう思いたい自分がいたのです。