つづきです



いつもなら

風呂入ってこいよとかね

お風呂入ろうって

お風呂に入ったら

ベッドに入る流れで

愛し合うタイムになる


それが

何もしないで寝る!?!?

初めてです


本当に?本気?まじで?

何?これは何?

浮気したの?

嫌いになったの?

さっきのギンギンは何?

したくないの?


イライライライライライラ


もしかして?

それって……


眠いって言って

私を拒否してるんだ!


そう思った途端

悲しくて泣きそうになった

(私は旦那に拒否された側)


るるは新ちゃんに

拒否されたんだねむかっむかっむかっ

悲しい!

そう言ってベッドから出た

それでも新ちゃんは

寝ようとしている


より怒りもわいてきた

旦那とこんなケンカを

何度もしてきたし

新ちゃんとは

こんなケンカしたくないむかっ

拒否された事あるでしょ?

気持ちわかるでしょ?

(新ちゃんも拒否された側だ)

ない

(嘘つき)

眠いってわからない

したくないから

言ってるんでしょ?

本当に眠いんだよ

さっきギンギンだったよ

触ればなるよ


今日は何回も

不要不要って言って

本当に不要になったんだね!

おかずだけ作ればよいって

本気だったんだね!

違うって

こんな日に不要ってひどいよ

るるが言うから

心もいじめられて

したくないって悲しいよ

ごめん


クラブのねーちゃんとしたの?

笑笑

するわけないじゃん


何分寝たらしたくなるの?

そんなのわからないよ



もう私もしたくない


このまま帰ろうか…

気が済むまでせめようか…


最後の洗い物をして考えた




ケンカしたまま

帰りたくない



少ない洗濯物だった

長く時間がかかるように

セットしてスイッチをいれた


ベッドに戻る

新ちゃんには背中を向ける

寂しいのに

新ちゃんは変わらない




1日を振り返るみた


朝から調子が悪そうだった事

確かに眠そうな様子


一緒に寝ようと誘ってくれた

ごめんって言ってくれた


優しい言葉があった



本当に眠いんだ

体調が悪いんだ



新ちゃんの方に

寝返りをうった

手を繋いだ

足を寄せた


寝ているかも知れないけれど

チューくらいして欲しい

もーぉ

まだ起きていた

好き?

うん

本当に?

うん

したくないから

じゃないよね?

うん


るるもこのまま寝るよ

寝れるわけない


新ちゃんからは直ぐに

いびきが聞こえた




セックスするのは

愛している証

そう思っている私


特に新ちゃんとのセックスは

愛が伝わってくる


言葉で愛を言わなくても

意地悪な言葉を言われても

セックスがあるから

愛が伝わって

私の心を満たしてくれる


私の今の幸せは

新ちゃんとの

セックスから築けた


それは

間違いないかも知れない

セックスなしでも

愛があるカップルもいる

わかっているけど


私の心は

それでは幸せを感じない


でも近い将来

会う度にって負担になる時が

来るかも知れない


そう思うと


一緒に寝よう

ごめん

そう言ってくれたのに

全く私は無視をした


私の身勝手だった


愛してる

るるとのセックスは最高だよ

一番だよ

私が求めなくても

言ってくれた言葉たち


それに気がついたのは

新ちゃん家から

静かに帰ってきて

自分のベッドに

入った頃だった


つづく