ども黒猫です。
ふと思い出した順番のこと。
これは、とあるレジャー施設に遊びに行ったときのことです。
人気アトラクションの行列。
私たちは多分、その日が初めてか、2回目の訪問だったと思います。
楓もまだ保育園の頃のことです。
そのアトラクション自体に年間パスポートもあるようで、慣れた感じのファミリーや、子供達だけ数名で順番を待っている様子も見受けられました。
みんなワクワク♪
私と楓で列に並び、すぐ前には楓より少し大きい年齢の男児がひとり。
その前には、中学生くらいの少年たち。
少年たちは、仲間内でわいわいおしゃべりしつつ、前を向いたままの子が
「あっ、進める!」
後ろを向いていた子が
「おっ、行こうぜぇ」
などと、やっておりましたが、
私はすぐ前の男児が気になって仕方なかった。
待ち時間が相当だったし、小さくて前が見えなくて、でもどうしても前が気になっちゃう幼い子。
気持ちのまま、体が前に出てしまうのね。
ことあるごとに、男児が少年たちより前に出ちゃいそうになっていました。
……グイグイ行く子だなあ。わからなくもないけどね。
でも当然、思いました。
親はどこ?
少年たちも、少々後ろを気にしている。
私に対して、
このババアは、こいつの親?
ちげーのかな?
くらいの雰囲気はぶつけてくる。
少年たちに意地悪な雰囲気はゼロでしたが、普通に育てられてきた感覚で、
前に譲りはしない。
いいんだよな?これで?
的な空気でした。
年子や2歳差で、私がもしも2人以上の子供をもうけていたら、その男児のようなシチュエーションはあったかもしれませんが、その時点で楓1人しか子どもがおらず、将来的にも内臓疾患のせいで兄弟を望めない私は、未就学児を1人で並ばせ続けている保護者に対し、解消されることの無い疑問を抱き、時間とともにぶつけようのない不信感を募らせ始めていました。
なんでひとりで?ありえんて。
でもさ、もしかしたら、この子のほかに兄弟がいて具合が悪くなっちゃったりで親が面倒を見てたり、親ひとりで何人か連れてきているのかもしれない。……それだったら大変だよね。そうだよ。
それに自分が甘ちゃんなんじゃない?
来年くらいなら、楓もひとりで並べるよね。
時間が経てばアトラクションに入れるんだしさ。
気にしない。待とう、待とう。
そんなふうに、なんでもないことだと考えました。
悪い人はいない。都合が悪いこともある。
と思うから。
ところがです。
母親らしき人が、行列を仕切るロープの外から男児を抱き上げて去って行ってしまったんですよ。
そして、なっかなか戻らない。
少年たちと、私たちの間隔は広がるばかり。
ちょっとずつ進む列。
え、なんだろ。どうしよ。
戻ってこないのかな。
微妙に間隔を開けつつ、まごまごと不安に歩を進めてしばらくした頃でした。
「ちょっと!前詰めないでください!並んでたのに!!!」
と、母親らしき人が男児を列に戻しつつ、いきなり言われて、私は睨まれました。
ぷち
「……並んでたのに……?へぇ……」
※まだおとなしいです。
「水飲ませに行ってただけなんだけど!なんなの?!」
もうびっくり。
びっっっくり!!!
なんなの?!って
オマエがなんだ!
「別に列に戻るのは構わないけど。なかなか戻られないし、前進んじゃって、後ろもこんなに並んでますし、詰めないでくださいなんて、列抜けておいて言うことあります?文句言うなら、子どもと一緒に並んで、そばで面倒見たら?」
サラッとでた。
言いすぎだ。
はいそぅすか、どうぞ。
でいいのに!!!
みんな都合があるのに!
炎天下。
こちらはデカいアタマに似合わぬ日除け帽子。
同じくらい似合わぬサングラスに、ほうれい線のダサいオババ。
「怖い人ぉ~」
そういった母親らしき人は、
いかにも因縁つけてきそうな。
慣れてんな!
って、感じの方でした。
「そちらがね」
意地悪しちゃったかなぁ。
前詰めたからいけなかったのかなぁ。
と、思いましたが去っていきました。
去っていったんですよ。
子ども置いて!!!!!
何なんでしょうか、本当に!
……水飲ませて帰ってきたよ♪♪♪
じゃねんだよ。勘弁してよ。友達じゃねーよ。
あるだろが。
言い方がさ。
やり方が!
水分摂らせるにしてもよ?
初めから水筒持たすとか、無きゃ無いで、
列の外からそっと飲ませるとか、※割と見かける光景……
列に戻るにしても、なぜの被害者的立場に?
……いやもう、最初からそのつもりでしたねぇ?
余裕がなかったんだね。
うちが異常かよ。
未就学児と、列に並ぶうちが甘たれかよ。
当時はヒーローに会いに、わざわざ会いにあっちこっちのイベントにも行きましたわ。
いたよね。
順番飛ばす子ども。
子供のしたことですから。が免罪符になるとでも思ってんのか?
親ちゃんとしろ。
飛ばすガキなら、リードつけなさいよ。
てか、保育園なり幼稚園なり
じゅーんばーんね!
が出来んなら、まだ列に並ばすな。
それでも並ぶなら、親が気張れ!だっこ、おんぶ、肩車で地面に立たすな。
なんて、言い過ぎか?
迷惑かけたことないんですか?
などと言われるんだろうか。
ありますよ。
泣きじゃくる楓。ショッピングモールの床でジタバタ。
自分がクレーンになった気持ちで抱き抱えて、筋肉ちぎれそうになりながら、周りに迷惑なのに!と分かってるのにガミガミやりながら帰ったっけ。
どこのご夫婦も、頑張られていると思ってる。
だけれども、自分が生きてきた中で培ってしまったルールが、他者とのルールとかけ離れていると、納得は絶対に出来ないと思う。
なんていうか。
飲食店で、土足のまま座面に子どもが立っても平気な親。
この記事で出てきた、母親らしき人の態度。
順番飛ばし。
嫌だなぁ。
と思う。
順番飛ばしは、今回は私がしてしまったのがいけない。
と捉えるやり方もあるが、都合があったにせよ、抜けるなら抜けるなりのお作法、戻るなりのお作法
※あえての「お」
が、ありませんでしたか?と。
列に仲間ひとりだけ並ばせて、あとから7人も8人も合流したら、後ろの人はどう思う?
無礼だよねぇ。私は嫌だから、やらない。
1人で並んでて、どうしよう!トイレに行きたい。
……戻って後ろに並ぶよ。
人気商品を徹夜で買うような、陣取りをして、前後に志温め合う同志がいるのでなければ、後ろです。
児童館でもときどき、ズル込みが問題になったりしているみたい。
でもそうやって、順番飛ばしてずるいと言われても、自己主張できる才能が羨ましく感じることもあるんですよね。
私と楓にないもの。。。
私はあのとき、どうするべきだったんでしょう。
……前が3メートル空いていても、待つべきだったのでしょうかね。
何年か前にも書いた記事かもしれませんが、ふっと不完全燃焼でわいてきてしまいました。
お目汚し申し訳ないです。
明日も台風の影響かな?
皆様が無事のただいまが、言えますように
心より、お祈り致します。
今回も見て下さり、ありがとうございます🌈