私が住んでいる町には、美味しい羊羹を売っているお店が2軒有ります。
両店とも、歴史も有り、有名なお店です。
先頃、羊羹についての本が目に留まりました。
それには、かつて羊羹は、肉料理であったありました。
そもそも、羊羹は、鎌倉時代に中国から伝わって来たものなのですが、それは菓子ではなく羊の料理だったとのことです。
蒸した羊肉を肝の形に成形したものが入った、汁料理で「羊肝」と書かれてあるそうです。
それを、肉食をしない禅僧が、精進料理でとして羊の代わりに小豆を使って「もどき料理」を作ったのです。
それがきっかけで、お菓子の羊羹へと変貌していったといわれているというのです。
あぁ、もうだめです。
もう、羊羹は食べられなくなりました!!