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日本家屋には床が有り、折々の掛け軸を掛け、四季の移ろいを楽しみます。
 
掛け軸は、元々、仏教の仏画用として発展してきたものが、飛鳥時代には既に日本に伝来してきております。
 
その後、伝統文化と共に発展を遂げ、和の文化として確立されています。
 
そして、日本建築の真髄である和室に床の間と言う狭い部屋の空間で四季を表現し、客をもてなしするアイテムのひとつとなっているのです。
 
ですから、座敷に通されたら、まず掛けられた軸、生けられた花の床の目をやり、主人の心を戴くのです。