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この時期、行ってみたいのが、鎌倉にある東慶寺です。
 
縁切寺や駆込み寺としても知られています。
 
私が東慶寺のことを知ったのは、井上ひさしの小説を読んだからでした。
 
江戸時代、女たちが不幸な結婚から逃れるための「駆け込み寺」であったのが、鎌倉の東慶寺だったのです。
 
今年は、中興開山である釈宗演老師の没後100年にあたり、大法要や記念講演など、老師を顕彰する事業を展開されるそうです。
 
因みに小説では、東慶寺の掟として4つ上げられています。
 
一、寺の境内に身に付けているものを投げ込めば、駆け込みは成立する
一、夫婦は寺の前にある三軒の「御用宿」に分宿して「相対熟談」を受ける
一、妻は二十四ヶ月、寺で過ごすと離婚が成立し、再婚も認められる
一、寺は男子禁制で、男の駆け込みは認められない(が、時には例外も・・・・)