新年度が始まり、大学の入学式では、新入生は慣れないスーツ姿、それも黒一色であるそうです。
又、新入社員入社式に於いても、皆黒もしくは濃紺のスーツ(ダークスーツ)を着ているそうです。
悪目立ちするのは嫌だからという事なのでしょうが、その無個性で、画一的なものに違和感を覚えると新聞紙上で批判めいたことが言われています。
しかし、黒もしくは濃紺のスーツには制服の安心感があります。
何者にも染められていないという、初心を感じることもあります。
社会人は、普段は洒落たビジネススーツを着ている人が多くいます。
しかし、ここぞという時には、やはりダークスーツがものを言います。
政治家だって、色物のスーツを着た人が言う意見と、黒や濃紺のスーツを着た人か言うそれとは重みが違って聞こえます。
普段チャラチャラしている人でも、ダークスーツを着たら引き締まって見えるものです。
そんなわけで、私も意見を通さなければならない場では、仕立ての良い濃紺のスーツを着ることにしています。