親の貧困が、子どもの貧困に直結します。
 
失業、非正規雇用、病気、障害、離婚等の原因による低所得です。
 
子どもの相対的貧困率は、ひとり親家庭で50.8%、母子家庭で65%というデーター(2015年)が示しています。
 
それは、子ども7人に1人が貧困ということです。
 
貧困は、そのまま子どもの学力にも影響しています。
 
文科省委託調査によると、保護者の年収と小6の算数・国語テストの点は、比例関係にあることが分かりました。
 
全世帯の大学進学率は73.2%であるのに対し、ひとり親世帯、及び生活保護世帯の大学進学率は、それぞれ41.6%33.4%しかありません。
 
戦後の貧困の中から、豊かさを求め頑張ったお蔭で高度成長を経験し、1億総中流意識をいわれていた時代がありました。
 
今日、政治によってもたらされた経済格差は、弱者である子供達を襲っているのです。