ある着物レンタル業者(正当な業者です)に、男性が着物を着る動機について聞きました。
 
一番多いのが、茶道、弓道等の稽古や会などの和の嗜みに必要であるから着る。
 
二番目に多いのは、還暦や古希など年回りの記念、結婚の周年の記念等、お祝いに写真館で写真を撮るときに着物を着る。
 
三番目は、学会、国際会議、赴任先での発表など、日本人以外の方と接する際の、民族衣装として着たい。
 
そして、街中で男性の着物姿を見たので、自分も着てみたいという趣味的な動機です。
 
気になる予算ですが、お祝いの方々は一式で10~20万くらい、稽古着や街着、学会等の方は一式で3~5万くらいの方が多いそうです。
 
実際に、着物、羽織、長襦袢、足袋、帯、雪駄を含めてだいたいその予算で揃います。
 
着物を民族衣装とみることには、いささか驚きました。
 
着物を日常着とするのは、専門職の方だけになってしまったようですね。