朝日新聞社が実施した全国世論調査を見れば、理想では65歳ぐらいまで働くのがいいということです。


反面、生活のために現実に働かなければならないのは70歳までが最多だったようです。


老後の一番の不安を尋ねると、半数の人が「お金」と答えています。


一方、老後の生活資金として公的年金で受け取る金が「あてになる」と答えた人より、「あてにならない」と答えた人が上回っています。


本年10%に増税する消費税を全世代型社会保障の財源にするとしている政府ですが、はたして国民の老後の不安を解消するものになり得るのでしょうか。


それにしても、お金の多少によって「生きがいのある老後」「不安なき老後」を左右されるなんて、悲しくなってきますね。


P.S. こういった調査の前提には、「仕事は生活(お金)のためにしている」というのがあります。

多くがそうでしょう。

しかし、単にお金のためだけでなく、人生そのもの、生きる証と捉えている人達も多くあることを知らねばなりません。