
子供の貧困問題が注目されている中、全国で「子ども食堂」が増えています。
朝日新聞がアンケートしたところ、約半数の子が子ども食堂を知っており、65%が「行ってみたい」と考えていることがわかりました。
「子ども食堂」は新たな居場所として子どもに認知されつつあります。
誰でも来られる場で、支援が必要な子を見つける機会でもあり、今後も各地で増えていくでしょう。
夏休みが終わって痩せて登校してくる子供もいるとのことです。
核家族派が進み、孤食の時代と言われるようになり、居場所がなくなったり食事が出来ない子供や高齢者が増えているのです。
ところで、先日本屋で立ち読みをしていると、
『「定年後」はお寺が居場所』星野 哲著(集英社新書)
という本が目に付きました。
各地のお寺が、「居場所」を提供しているのを紹介しています。
人生のパートナーを見つける出会いの場、子育てサポートの場、又、退職後の再就職支援、住まいの提供、看取りまで……。
社会的に孤立する人々に寄り添う場としてのお寺が増えつつあるようです。