どんな凶悪事件、無差別テロを起こしたグループであっても、1度に13人も死刑執行されたとなると、引いてしまいます。
人が人を裁くとしても、人の死を法の下で決めるというのは如何なものでしょうか。
民主主義は人権尊重に立脚したものであるのだから、死刑制度と相反するものです。
国に人のいのちを奪う権利があるのか。
何故、今時期に死刑執行を急いだのか。
なぜ、事件の本質を明らかにするよりも、断罪を先行させたのか。
被害者及び、被害者関係者は、処刑されたことで気持ちの整理が出来たのか。
13枚の命令書に押印をした女性法務大臣は、・・・・・。
沢山の疑問が残ります。
EU等は、声明を出して執行停止を日本に呼びかけました。
もう既に世界は、死刑廃止の流れなのです。
人のいのちを法律という制度で押さえてはならないものではないでしょうか。
この春、国連人権理事会における人権状況の対日審査で出された死刑制度廃止勧告について、日本政府は受け入れ拒否をしました。
その理由とされたのが、死刑制度を容認するのが国内世論であるということでした。
国際社会をリードしなければならないはずなのに、如何なものでしょうか。